都響・リムスキー・コルサコフの珍しい曲

2011年4月30日(土) 14:00開演 東京オペラシティコンサートホール
 
指揮:下野竜也
ピアノ:小川典子
 
バッハ/アリア(ストコフスキー編曲版)
リムスキー=コルサコフ》 
交響組曲「アンタール」(交響曲第2番)
ピアノ協奏曲 
スペイン奇想曲
序曲「ロシアの復活祭」
アンコール:組曲「雪娘」より「軽業師の踊り」
 
病院がGWですいてたわりに予約時間の1.5H遅れで(なんでだー)、いろいろ押してしまい
14時開演に超駆け込みとなりました。芸劇から移動した初回、席も初なので、もうだめかと思った・・・
・・・で、駆け込みすぎて入り口の張り紙(と、放送もあったらしいが)見てなかったら、バッハのアリアが演奏され、
曲が終わると皆立ち上がって黙祷でした。先週N響はすでにやってなかったのですが、都響はずっとやってるのだろうか。
 
そのあとはすべてリムスキー・コルサコフでした。彼は結構メジャーな気がしますが、よく考えるとおなじ曲ばかり演奏されているかも。で、この日のは聞いたことのない曲が織り交ぜてあって、なかなか面白いプログラム。私は、この作曲家シリーズではもともとそういうとこを求めていたので、うれしい趣向でした。下野さんは読響でもマイナー作曲家押し(?)宣言をしていたので、どこのオケ振っても、その辺は一貫して聴衆にアピールしていきたいんだろうなと思いました。
 
演奏は、激しく力強かった。Pコン(これも初聴でした)もすごい激しい、リムスキー・コルサコフに対して、丸みを帯びた技巧的な巧い曲作りの印象を持って、むしろ穏やかと思ってた自分の印象ががらりと変わる。
ロシアの復活祭、はさらに曲名からのイメージとは違う、延々同じテーマでずっとずっとずっと押してくる強引な曲でした。なんというか、ロシア・・・なんかに似てる音調と思ったんですが・・・今ちょっと思い出せない。
 
アンコールは、元気が出るように!と元気な曲を、とのことでしたが、これまたはじけるようなかんじ。これ自体は時々聴く曲ですが、この日はトータルの流れで繋がってて、いつもと違うような印象を受けました。