映画イベントっぽい:タン・ドゥン/マーシャルアーツ三部作

サントリーホール フェスティバル ファイナルコンサート
譚盾(タン・ドゥン)/マーシャルアーツ三部作~映像付き演奏会 
2011年11月20日(日)18:30開演(17:50開場)
 
【出演】
ヴァイオリン:五嶋 龍   Ryu Goto, violin
チェロ:アメデオ・チッケーゼ   Amedeo Cicchese, cello
ピアノ:ユンディ・リ   Yundi Li, piano
指揮:譚盾(タン・ドゥン)   Tan Dun, conductor
合唱:明治学院バッハ・アカデミー合唱団/聖心女子大学グリークラブ、他
   Bach Akademie Meiji Gakuin Tokyo/ University of the Sacred Heart GLEE CLUB, chorus and others
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団   Tokyo Philharmonic Orchestra
 
【曲目】
タン・ドゥン作曲
Tan Dun:
◆映画『英雄(ヒーロー)』協奏曲~ヴァイオリンのための
   Hero Concerto for Violin
   ヴァイオリン:五嶋 龍   Ryu Goto, violin
◆映画『グリーン・デスティニー』協奏曲~チェロのための
   Tan Dun: Crouching Tiger Concerto for Cello
   チェロ:アメデオ・チッケーゼ   Amedeo Cicchese, cello
◆映画『女帝(エンペラー)』協奏曲~ピアノと合唱のための
   The Banquet Concerto for Piano and Chorus
   ピアノ:ユンディ・リ   Yundi Li, piano
   合唱:明治学院バッハ・アカデミー合唱団/聖心女子大学グリークラブ、他
      Bach Akademie Meiji Gakuin Tokyo/University of the Sacred Heart GLEE CLUB, chorus and others

中国を代表する作曲家であり、世界中で精力的に活動している譚盾(タン・ドゥン)が、2010年上海万博にて、自身が音楽を担当した3つの映画「グリーン・デスティニー(監督:アン・リー)」「HERO(監督:チャン・イーモウ)」「女帝(監督:フォン・シャオガン)」を、それぞれ、チェロ、ヴァイオリン、ピアノと合唱のための協奏曲として初演。映像と音楽を結びつけ、武侠精神の美しい世界観を表現して話題となりました。
今回の公演は、ユンディ・リ五嶋龍、というアジアが誇る演奏家、そして、上海の初演にも抜擢された期待のチェリスト、アメデオ・チッケーゼが、譚盾の指揮のもと、若く、魅力あふれる演奏を繰り広げます。
未来に向けての希望を発信していきたい、というメッセージをのせて、この公演はサントリーホールの秋のフェスティバルのラストを飾ります。(サントリーホールHPより)
 
・・・映画じゃないですか。
これ、版権とかどうなってるんだろう。私はグリーンディスティニーがかなり好きな映画だったんでまあいいんですが、普通にコンサートと思ってきたら動揺するかしら。
でもって、かなり女優寄り(そういうテーマらしい)ので、チョウ・ユンファはあまり見れませんでしたよ。残念。
映画も、グリーン・ディスティニーは画面が他の二つに比べて普通に暗かったりするので、映してみてもなんだかよくわからないとこが多かったり。
完成形ではないので、このあと演奏会ごとに進化します、ということなので、今後の改良に期待。
タン・ドゥンには、むかし、東響か新日かの演奏会で、はいここで手を叩いてー、とか働かされたので、
みょうに身近感覚が残ってます。なのでちょっと生意気注文ですみません。
 
ソリストが現代のプリンスたち(とパンフに・・・)なので、女性率が超高く、ユンディ・リになんかプレゼントもってって静止されてた(でも渡した)おばさんはじめ、なんか派手な方が多かったです。
ところで、最初一緒に行く予定だった友達がいけなくなって他の友達といったんですが、そのいけなくなった子が五嶋くんファンだったんです。しかし、動きが烈しくてわたしはちょっとー・・・どうなんでしょうか、アメリカ人と思えばこんなに違和感はないのでしょうが、顔が和なのでつい。
イベントとしてはたのしかったです。友人はさいごの合唱まで入ってからの舞台のきつきつぶりに驚いていました。
帰りに茶しようと思ったのに、どこも悉く閉まってて半端な気分で買える羽目になったのは、まあしかたなしか。