福田平八郎展

先々週(7月8日(日))いったのですが、今週末までの展示です。毎度ながら限定和菓子でお茶もしてきました。毎度きれいなお菓子で、お食事する予定もあるのについつい食べてしまう。
 
生誕120年 福田平八郎と日本画モダン
会期: 2012年5月26日(土)~7月22日(日)   会場: 山種美術館
 
出品作品:
福田平八郎《漣》(大阪市立近代美術館建設準備室蔵)●、《雨》(東京国立近代美術館蔵)○、
《花菖蒲》(京都国立近代美術館蔵)●、《青柿》(京都市美術館蔵)、
《牡丹》、《彩秋》、《筍》、《鮎》ほか 約20点
川端龍子《真珠》●、《月光》、前田青邨《おぼこ》(東京国立近代美術館蔵)○、《鶺鴒》●、
山口蓬春《榻上の花》(東京国立近代美術館蔵)、《夏の印象》(個人蔵)、《卓上》、
小野竹喬《晨朝》、《冬樹》○、富取風堂《丘の畑》、
落合朗風《エバ》○、徳岡神泉《芋図》(東京国立近代美術館蔵)●、《緋鯉》○、
吉岡堅二《浮遊》●、
ほか 全約70点(会期中展示替えあり)
●前期展示(5/26~6/24) ○後期展示(6/26~7/22) 無印は全期展示(5/26~7/22)
今年は斬新な色と形を追求したカラリスト・福田平八郎(1892-1974)の生誕120年にあたります。この節目の年に、平八郎の画業を振り返るとともに、大正から昭和にかけて活躍した作家たちの「モダン」な作品を紹介いたします。
明治以降、日本画は日本の伝統絵画としての一面を持ちつつ、西洋画の影響を受けながら革新と変容をくり返してきました。特に1920年代前後、経済の繁栄と海外との交流により、大正デモクラシーと呼ばれる自由闊達な雰囲気の中、おおらかな民衆文化が花開きました。そして昭和に入ると、新しい時代感覚を取り入れた、単純化されたフォルムと明快な色調の作品が見られるようになります。
本展では、代表作《漣》●、《雨》○を含む平八郎作品約20点と、同時代に活躍した画家たちのモダンで洗練された作品を集めて展観します。(会期中展示替えあり)デザイン的でリズミカルな落ち葉と写実的な筍の取り合わせが新鮮な平八郎《筍》、爽やかな朝の風が竹林を吹き抜ける小野竹喬《晨朝》、理知的な画面構成と明るい色調の山口蓬春《卓上》――いずれも日本画に新風を吹き込んだ作品です。新しい表現を模索した画家たちの創意工夫に満ちた作品の数々をご紹介いたします。
(以上、山種美術館HPより)
 
入り口にいきなり、≪漣≫は前期展示(5/26~6/24) なのでありません、とあってちょっとがっくり。