美術系イベントの日

土曜日は、美術系のはしご&お正月に実家で録画した「世界猫歩き」の鑑賞会@友人のお宅
でした。
まずひとつめ。
日本橋三越 本館6階 特選画廊
襲名10周年記念 十四代 今泉今右衛門 展
1962年佐賀県有田町生まれ。武蔵野美術大学工業デザイン科卒業。今展では歴代が作り出した形・文様を基に十四代が創意を重ねた新作の花瓶・壷など70余点を発表いたします。
ギャラリートーク 1月26日(土)午後2時~
『色絵墨色墨はじき草花更紗文花瓶』 径22.3×高さ31cm 1,260,000円
というのが今見たら三越のページに載っているのですが、トークはこの花瓶の横の椅子で聞いてました・・・
 
「生誕100年 髙山辰雄・奥田元宋 ―文展から日展へ―」
会 期 : 2012年12月1日(土)~2013年1月27日(日)  会場: 山種美術館
 
出品作品: 髙山辰雄:《坐す人》、《春を聴く》、《聖家族》(三番町小川美術館蔵)など
奥田元宋:《玄溟》、《山澗雨趣》、《松島暮色》、《奥入瀬(秋)》、《湖畔春耀》など
小林古径《闘草》〔第1回文展〕、上村松園《蛍》〔第7回文展〕、
松岡映丘《山科の宿》〔第12回文展〕、川﨑小虎《春の訪れ》〔第5回帝展〕、
川合玉堂《山雨一過》〔第6回新文展〕、佐藤太清《清韻》〔第3回日展〕、
橋本明治《月庭》〔第2回新日展〕、杉山寧《響》〔第2回改組日展〕、
加藤栄三《流離の灯》〔第3回改組日展〕、山口華楊《生》〔第5回改組日展〕、
東山魁夷《春静》《緑潤う》《秋彩》《年暮》〔京洛四季連作〕ほか約50点
※所蔵先を記載していない作品は山種美術館蔵です。 
「命あるものの、何をしたいのかを、絵の 上に探している」と語り、人間の内面的実像を追い、深い画境を切り開いた髙山辰雄(1912-2007)。一方、「半心半眼」で「対象をありのまま描写するのではなく、心でとらえた姿を描く」ことに一生をささげ、鮮やかな色彩による静謐な風景を数多く描いた奥田元宋(1912-2003)。山種美術館ではこのたび、この二人の巨匠が共に生誕100年を迎えることを記念して展覧会を開催いたします。
1912(明治45)年6月という時を同じくして生まれた髙山と奥田。日展日本美術展覧会)において互いによきライバルとして切磋琢磨し、90歳を超えてなお新たな日本画の在り方を探求し続けました。戦後は日本画壇にとって常に日本画の存在意義を問い直し、模索を課せられた時代といえます。その中で彼らが生み出した作品は、現代の我々にも深い思惟をもたらしてくれるでしょう。
本展では、家族の在り方から人間の本質に迫ろうとした《聖家族》(三番町小川美術館蔵)をはじめ哲学的なテーマに取り組んだ髙山の作品、「元宋の赤」と称される赤色を用い、70歳を過ぎて挑んだ《奥入瀬(秋)》(山種美術館蔵)を中心とした奥田の作品をご覧いただきます。そして二人の活動の場であった日展における同時代の画家たちの作品、およびその前身の文展(文部省美術展覧会)・帝展(帝国美術院展覧会)などの出展作品もあわせて展示いたします。本展を通して、二人の芸術の軌跡をたどると同時に、その時代の日本画の新たな試みや変遷を振り返ります。(山種美術館HPより)
 
山種は結構足を運んでいるため、特に所蔵品は、何度も見たことのあるものが多い。
毎回楽しみの今回のお菓子は、秋の奥入瀬です。
その、大作の奥入瀬は、何度見てもきれいで、でも現物の奥入瀬も負けないくらい美しいのだろうなという気がする。対して、雪の松島は、タイミング勝負っぽいのもあり実際ここまで美しいのかというとそうでもないんじゃないかしら。(すみません)
これも良く見る「夕立」に描かれる男女はみな美形といっていいと思うのですが、真ん中にいる男性がみょーに色白で目線も色っぽい美人なんで、このひとどういう人なのかしらといつも思ってしまいます。友人は一番右にいるあごのひげの剃り跡が青々な男性がいいというんだけど、青々しすぎてなあ、いや、かっこいいんですが。
 
イメージ 1
今回のお菓子、「奥入瀬(秋)」です。