ABTオールスター・ガラ
アメリカン・バレエ・シアター オールスター・ガラ
7月21日(木) 6:30p.m. 東京文化会館《上演時間：約3時間（休憩含む)
●テーマとヴァリエーション
パロマ･ヘレーラ／マルセロ･ゴメス／ほか
（振付：ジョージ･バランシン 音楽：ピョートル･チャイコフスキー）
●「ロミオとジュリエット」 パ・ド・ドゥ
ジュリー･ケント／アンヘル･コレーラ
（振付：ケネス･マクミラン 音楽：セルゲイ･プロコフィエフ）
●「白鳥の湖」 黒鳥のパ・ド・ドゥ
ジリアン･マーフィー／フリオ･ボッカ
（振付：マリウス･プティパ 音楽：ピョートル･チャイコフスキー）
●「海賊」 パ・ド・ドゥ
シオマラ･レイエス／ホセ･カレーニョ
（振付：マリウス･プティパ 音楽：アドルフ･アダン）
●シンフォニエッタ
ミシェル･ワイルズ／デイヴィッド･ホールバーグ/ジーザス･パスター／ほか
（振付:イリ･キリアン 音楽：レオシュ･ヤナーチェク）
ライモンダ、ドン・キホーテという演目もあったけど、ロイヤルで幕モノ続いたので今回はガラ。
同じガラプログラムの翌7月22日(金)は、プログラムが、テーマとヴァリエーション、海賊、
シンフォニエッタ は同（ダンサーは違うけど）、
ばらの精、マノン が入るという違いでした。
ばら、は観たかったのだが、黒鳥とロミジュリのほうに惹かれて、1日目を選択。
ということで。
今日は頑張って早く退社して、みたあと感想を書き足しまーす。
↓ ↓ ↓ ↓
帰ってきました。
さすがガラ、おいしいとこどりなだけあって、あっという間に終わっちゃいました。
テーマとバリエーション、シンフォニエッタは集団の動きがキレイな作品。
以前バレエに詳しい友人に、外人て日本人みたいには意外とそろえてないんだよ、といわれたことがあるが、これに関してはわりと揃えていたようにみえた。
シンフォニエッタはコンサートホールで聴くとミョーに浮いた曲だなとよく思うんですが、
ここでは自然。バレエに合ってるのか？キリアンの振付ってよく知らないのですが、
面白かった。揃って、ズレて、交差して、ほかいろいろ。
で、これらに挟まれた3つが、古典のおいしいネタ部分ですね。
ロミジュリは、バルコニーシーンが一番好きなので満足。ロミオは恋してうきうき！という感じでした、
かわいいぞ！！ジュリエットは控えめ風。
黒鳥は、いつももりあがるとこですね。もう最初から、回るやつだ回るやつ!と言う期待感に満ちた目でみんな見てる気がする（気のせい？）。王子もぐるぐる飛びます、でも黒鳥が回るとこが一番盛り上がる。ついカウントしちゃうのは子供時代の少女漫画のせいだ。カーテンコールで飛んで出てくるジリアン･マーフィーに大喜び。
海賊はあの特徴的衣装。ローザンヌ課題でおなじみのアレからはじまる。高い跳躍に観客席がおお！とかどよめく。後半までこれって結構たくさん見せ場があるよね、私つい忘れがちですが、これのヒロインパートも割とすごい回り続けるんだ、黒鳥みたく。高く飛ぶ飛ぶ、回る回る、と判りやすく盛り上がりポイントをつかれまくるので、さすがに観客席も反応がよい。ホセ･カレーニョもカーテンコールで飛んでくれましたが、それ以上にカーテン戻り際に体をそらすポーズをとってたのがうけていた。
<ふろく：おやじはなんでもしってるよ？>
おとといの読響の休憩時間、ホールはじっこでメールしていた私の真横で
ずっとオヤジ達が話しこんでいました。
「月曜なにしてたの？」
「それがさ、ウィーンフィルのチケットの追加が出てさ、並びに行ってたんだよ」
「そーなの？」
「朝日に出てたんだよ、で、ｘｘ（オヤジ仲間らしい）から電話がかかってきてさ」
いつも不思議なんですが、コンサート会場で彼等はほぼ単独。でも情報は共有してるみたい。
よくわからん・・・
とか思ってたら、今日も。（休憩時間・いすスペースにて。セリフほぼそのまま）
「あーｘｘさん、ABTは来ないかと思ってましたよ」
「ABTは来るよ、ロイヤルは行かなかったが。どーだった？」
「代役のテューズリーがよかったですよ（マノンは全日みたらしい）、今日の1幕はいかがです」
「いんじゃない、南ペアで。指揮があってないよね」
「ロイヤルのはよかったですよ、デンマーク国立のひとで。イギリス人なんですけどね」
「へー。シンデレラはどーだったの？ねーさんと母は男なんでしょ」
「あれはそうですね、でもアシュトン版は母はいないんですよ。シンデレラは1日しかみてなくて」
「しかしオールスターといっても今日はねー（←失礼･･･）、ABTをみに来たって事で。
前回はフェリとかマラーホフとかニーナ（アナニアシヴィリ？）とかいたのに」
「しょーがないですかねー」（ずっと続く）
知識豊富なのも熱心なのも判ったけど、公演会場やら直後に批評とか語りとかしまくるのって、
きまって男性だよね、ちょっとマナー違反じゃ無いのか?と思うけど。バレエにまで進出していたのか語るおやじ。
語るとうざがられるから、防止のために単独行動してるのかしら、普段は、とか思ったりも。
この後、いかに電話予約でほしい席を要求するか（普通は選べないと言われる）を、
ずっとレクチャーしていた・・・・おじさんものしりね。
7月21日(木) 6:30p.m. 東京文化会館《上演時間：約3時間（休憩含む)
●テーマとヴァリエーション
パロマ･ヘレーラ／マルセロ･ゴメス／ほか
（振付：ジョージ･バランシン 音楽：ピョートル･チャイコフスキー）
●「ロミオとジュリエット」 パ・ド・ドゥ
ジュリー･ケント／アンヘル･コレーラ
（振付：ケネス･マクミラン 音楽：セルゲイ･プロコフィエフ）
●「白鳥の湖」 黒鳥のパ・ド・ドゥ
ジリアン･マーフィー／フリオ･ボッカ
（振付：マリウス･プティパ 音楽：ピョートル･チャイコフスキー）
●「海賊」 パ・ド・ドゥ
シオマラ･レイエス／ホセ･カレーニョ
（振付：マリウス･プティパ 音楽：アドルフ･アダン）
●シンフォニエッタ
ミシェル･ワイルズ／デイヴィッド･ホールバーグ/ジーザス･パスター／ほか
（振付:イリ･キリアン 音楽：レオシュ･ヤナーチェク）
ライモンダ、ドン・キホーテという演目もあったけど、ロイヤルで幕モノ続いたので今回はガラ。
同じガラプログラムの翌7月22日(金)は、プログラムが、テーマとヴァリエーション、海賊、
シンフォニエッタ は同（ダンサーは違うけど）、
ばらの精、マノン が入るという違いでした。
ばら、は観たかったのだが、黒鳥とロミジュリのほうに惹かれて、1日目を選択。
ということで。
今日は頑張って早く退社して、みたあと感想を書き足しまーす。
↓ ↓ ↓ ↓
帰ってきました。
さすがガラ、おいしいとこどりなだけあって、あっという間に終わっちゃいました。
テーマとバリエーション、シンフォニエッタは集団の動きがキレイな作品。
以前バレエに詳しい友人に、外人て日本人みたいには意外とそろえてないんだよ、といわれたことがあるが、これに関してはわりと揃えていたようにみえた。
シンフォニエッタはコンサートホールで聴くとミョーに浮いた曲だなとよく思うんですが、
ここでは自然。バレエに合ってるのか？キリアンの振付ってよく知らないのですが、
面白かった。揃って、ズレて、交差して、ほかいろいろ。
で、これらに挟まれた3つが、古典のおいしいネタ部分ですね。
ロミジュリは、バルコニーシーンが一番好きなので満足。ロミオは恋してうきうき！という感じでした、
かわいいぞ！！ジュリエットは控えめ風。
黒鳥は、いつももりあがるとこですね。もう最初から、回るやつだ回るやつ!と言う期待感に満ちた目でみんな見てる気がする（気のせい？）。王子もぐるぐる飛びます、でも黒鳥が回るとこが一番盛り上がる。ついカウントしちゃうのは子供時代の少女漫画のせいだ。カーテンコールで飛んで出てくるジリアン･マーフィーに大喜び。
海賊はあの特徴的衣装。ローザンヌ課題でおなじみのアレからはじまる。高い跳躍に観客席がおお！とかどよめく。後半までこれって結構たくさん見せ場があるよね、私つい忘れがちですが、これのヒロインパートも割とすごい回り続けるんだ、黒鳥みたく。高く飛ぶ飛ぶ、回る回る、と判りやすく盛り上がりポイントをつかれまくるので、さすがに観客席も反応がよい。ホセ･カレーニョもカーテンコールで飛んでくれましたが、それ以上にカーテン戻り際に体をそらすポーズをとってたのがうけていた。
<ふろく：おやじはなんでもしってるよ？>
おとといの読響の休憩時間、ホールはじっこでメールしていた私の真横で
ずっとオヤジ達が話しこんでいました。
「月曜なにしてたの？」
「それがさ、ウィーンフィルのチケットの追加が出てさ、並びに行ってたんだよ」
「そーなの？」
「朝日に出てたんだよ、で、ｘｘ（オヤジ仲間らしい）から電話がかかってきてさ」
いつも不思議なんですが、コンサート会場で彼等はほぼ単独。でも情報は共有してるみたい。
よくわからん・・・
とか思ってたら、今日も。（休憩時間・いすスペースにて。セリフほぼそのまま）
「あーｘｘさん、ABTは来ないかと思ってましたよ」
「ABTは来るよ、ロイヤルは行かなかったが。どーだった？」
「代役のテューズリーがよかったですよ（マノンは全日みたらしい）、今日の1幕はいかがです」
「いんじゃない、南ペアで。指揮があってないよね」
「ロイヤルのはよかったですよ、デンマーク国立のひとで。イギリス人なんですけどね」
「へー。シンデレラはどーだったの？ねーさんと母は男なんでしょ」
「あれはそうですね、でもアシュトン版は母はいないんですよ。シンデレラは1日しかみてなくて」
「しかしオールスターといっても今日はねー（←失礼･･･）、ABTをみに来たって事で。
前回はフェリとかマラーホフとかニーナ（アナニアシヴィリ？）とかいたのに」
「しょーがないですかねー」（ずっと続く）
知識豊富なのも熱心なのも判ったけど、公演会場やら直後に批評とか語りとかしまくるのって、
きまって男性だよね、ちょっとマナー違反じゃ無いのか?と思うけど。バレエにまで進出していたのか語るおやじ。
語るとうざがられるから、防止のために単独行動してるのかしら、普段は、とか思ったりも。
この後、いかに電話予約でほしい席を要求するか（普通は選べないと言われる）を、
ずっとレクチャーしていた・・・・おじさんものしりね。
