カルミナ・ブラーナ

今日はバレエです。

10月29日(土) 15:00 新国立劇場オペラ劇場

新国立劇場バレエ団 カルミナ・ブラーナ日本初演
平成17年度(第60回記念)文化庁芸術祭主催公演

スタッフ
芸術監督 : 牧 阿佐美
音楽 : カール・オルフ
振付 : デヴィッド・ビントレー
舞台装置・衣裳 : フィリップ・プロウズ
照明 : ピーター・マンフォード
舞台装置・衣裳提供 : バーミンガム・ロイヤル・バレエ

指揮 : バリー・ワーズワース
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 : 新国立劇場合唱団

同時上演/「ライモンダ」 第1幕より夢の場
振付 : マリウス・プティパ
作曲 : アレクサンドル・グラズノフ
改訂振付 : 牧 阿佐美
舞台装置・衣裳 : ルイザ・スピナテッリ
照明 : 沢田祐二

舞台監督 : 大澤 裕(ザ・スタッフ)

主催 : 文化庁芸術祭執行委員会/新国立劇場

キャスト
カルミナ・ブラーナ
佐藤美枝子(ソプラノ)、ブライアン・アサワ(カウンターテナー)、河野克典(バリトン
運命の女神フォルトゥナ :  シルヴィア・ヒメネス
神学生1 : グリゴリー・バリノフ
神学生2 : 吉本泰久
神学生3 :  イアン・マッケイ
恋する女 : さいとう美帆
ローストスワン : 真忠久美子

「ライモンダ」 第1幕より夢の場
厚木三杏 デニス・マトヴィエンコ

内冨陽子/遠藤睦子/川村真樹/さいとう美帆/高橋有里/寺島ひろみ/寺島まゆみ/西川貴子/西山裕子/真忠久美子/本島美和/安井紫
市川透/ゲンナーディ・イリイン/江本拓/奥田慎也/貝川鐵夫/陳秀介/中村誠/グリゴリーバリノフ/吉本泰久 
新国立劇場バレエ団

メインはカルミナですが、なぜかおまけ?で「ライモンダ」の一部付き。
先にそっちでした。
初見だったし、内容よくわからないでしかも一部だけ見たわけですけど、
古典作品っていいですで、見たままの内容だったらしい(あとでストーリー確認)。
ライモンダが恋人の帰りを待ちつつまどろんで、夢を見る、その夢のシーン、
夢、と言うにふさわしい、きれいな音楽(グラズノフ!)、衣装、踊り、でした。
コールドのブルーグリーンがかった長めの衣装のヒラヒラしたカンジが、
ことに綺麗にみえて、とてもよかった。

そして、今回のそもそもの目的、カルミナ・ブラーナ
ううん・・・ビミョウ・・・
演奏はよかったです、歌手陣もよかった。合唱も。
しかし、踊りは、いいのかなんなのか、どういっていいのやらなんとも言いかねると言うか。
・大勢がいっせいに踊るところの躍動感は楽しかった。
・白鳥は女なのか・・・
・女神・・・というよりロボットめいている?
・部分的に劇団四季を思い起こさせる(友人はジャニーズミュージカルぽいと・・・)
・衣装がなんかビミョウ、特に前半の。
・神学生1の肉体美はすごい、が、それだけに他との落差が・・・
 (友人談:日本人キャストが貧弱に見えてちょっとへこんだ)
・最後の方のハート舞台はなんといていいやら
・ボクシングぽかったり、ミュージカルぽかったり、コミカルだったり、まあいろいろあるんだけど、
 どういう風にみればいいのか、混乱してしまった・・・
などなど、悪い、とはいえないが余り好きではないかもという印象です。
友人は、嫌いだライモンダだけのほうがよかったとまでいっていました。
観客の反応は、ブラボーもあり、一部ブーもあり。
何を基準にブラボーだかブーだか、更に混乱する私たち。

今日は初日なんで、今後他の人から出るであろう評論でも楽しく読ませてもらうことにしよう。
初日のせいか、久々のS席だったせいか、周囲にやたら外国人や正装系の人が多かったのは、
ちょっとびっくり。終演後はひとしきりご挨拶が繰り広げられていた。
でもそれでもチケット安いです。国の補助金?ありがとう・・・

白鳥丸焼きの歌に触発されたのか、肉が食べたくて、
夕食は新宿のゴールド・ラッシュへ。こないだほどは並ばないで入る。
ジュウジュウいう鉄板に載ったハンバーグで、すっかり満腹。
濃い一日だったね、と語り合って今日はおしまい。お疲れ様でした。