今年初コンサートはショスターコーヴィチ

1月6日(金) 19:15 すみだトリフォニーホール
新日本フィル 第395回定期演奏会

江村哲二 / 『~武満徹の追憶に~<地平線のクオリア>オーケストラのための(2005)』(世界初演
ショスタコーヴィチ / ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35
(アンコール:ショパン / ワルツ イ短調
ショスタコーヴィチ / 交響曲第4番ハ短調op.43

指揮:大野和士
ピアノ:シモン・トルプチェスキ

新所属長とのインタビューがあったんでいきなり遅れちゃったわ、新年一発目だったのに。
ってことで、着いたら2曲目がはじまっていた。
最後に立って聞けますというので、2階に行ったけど、結局ドア外で延々と待ち、
ラスト5分だけ入れてもらいました。でも5分でもドアの中で良かったよ、やはり。
ショスタコーヴィチは、打楽器(ピアノもだ!)が楽しいけど、あれってそとじゃさっぱりなんで。
アンコールのショパンは、そのまま立って聴きました。

休憩時間、下手に早く席に行くと、隣のシニカルカップルがまた今日も誰かの悪口言ってるの
新年早々聞くのもやだなあと、5分前が鳴ってから行ったら・・・
私の席はクイーンズ伊勢丹のガザガザ袋置き場になっていたよ(そしてその下にはいつもの巨大ヴィトントート・・・)とほほほ。どけてもらいましたが。

気を取り直して、後半。大野さんは新日では初めて(東フィルではあるけど)ですが、
さいきんめっきり大物話題満載?ですね。
前半立ってた疲れなのか?最初の方は、なんか眠気に襲われたりもして、
あれ、好みぽいテンポで音もいいのになあ・・・なんてどんより考えてたのですが、
後半は俄然さえてきて、久々に身体的にキました。
なんかいろいろ背景とか込められた意味とかあるのかもしれないけど、単純に、
ショスタコーヴィチの曲は音に反応させられる。心地よく。
この曲は特にそんな感じ。政治色とか全く考えませんでした、お陰で楽しく1時間。
終了21時半。でも客もいつになくゆったりしてて、焦って席立ったりする人もなく良かった。

今年もたくさんいい演奏を聴けるといいなあ。