うわ、ありえない・・・・定期で大眠り

2月9日(木) 19:15 すみだトリフォニーホール
第396回定期演奏会<トリフォニーシリーズ第一夜>

オネゲル作曲 劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』

指揮:クリスティアン・アルミンク
出演者:アンヌ・ベネ(ジャンヌ・ダルク)、他
合唱:栗友会合唱団・東京少年少女合唱隊

【公演の聴きどころ】
 NJP、オネゲルとくれば、「山田一雄・楽壇生活50周年記念」と銘打たれた第183回定期(1990年10月)で演奏された交響詩篇《ダヴィデ王》(コンサート・オペラ形式)の印象が強烈であったが、意外なことに、今回の《火刑台上のジャンヌ・ダルク》は、NJP定期には初登場とのこと。
 その《火刑台上のジャンヌ・ダルク》は、火刑台の柱に縛られている救国の英雄ジャンヌの回想を軸に、民謡、聖歌、ジャズなど、さまざまな語法を取り入れながら、通常の時間の流れとは異なる世界を描き出すことに成功した、オネゲルの代表作である。“祖国への愛”を超え、真の信仰のあり方を提示したクローデルの台本も、傑作の誉れが高い!複数の語り手、ソリスト、コーラス、舞踏団、電子楽器のオンド・マルトノや3本のアルト・サクソフォーンを含む大オーケストラが舞台に登場することもあり、CDでの鑑賞よりも、今回のように、視覚にも強く訴えることが可能なコンサート・オペラ形式でこそ、その真価に触れることができる大作でもある。しかも、NJPの音楽監督に就任する以前から、アルミンクが「必ず採り上げるべきプログラム」としていた演目であるだけに、その成果のほどに期待したい!
(以上新日のHPより)

前日に早起きして仕事に行ったせいか、この日は体調がイマイチで、ちょっと熱っぽかった・・・
そして異様に眠かった。
舞台が始まると、ホールがすっかり暗くなってしまったので、
睡眠欲に抗えなかったのです・・・
70分くらいなのか、その間殆どずっと半眠半起って調子で。

寝る、といってもほんとにぼよーんと夢現のなか音楽を聴いてるというカンジなので、
気持ちいいんだけど・・・ストーリーがよくわからないのはかなり厳しく、あとで悔しい。
こういうの、すごい出張続きの狭間に無理無理で行った東フィルのオペラコンチェルタンテ「無口な女」以来。

わたしの特技?で、寝てても音楽は聴けるのですが、(学生時代から寝てても授業が聞けるのです)
さすがに字幕はみれない。
フランス語に堪能ではないので、ときどき目をあけては、あ、第XX場になってる(当然進んでいる)とか思う・・・
あ、あと演出もあまり見れていない、が、起きてても??なところのある演出だった模様ですが。
ずっとナナメだった十字架の横棒が最後に真横に直ったのはどんな意味があるのかしらん。(ちょっと唐突に直って見えた・・・)
ジャンヌな女の子?が途中でランドセルしょってでてきたのはなぜ?
パントマイム?のひとはよくわからず・・・

ネムネムで漂ってて、オーケストラのアンサンブルのなかのオンド・マルトノが絶妙で心地よかった。
自分の状態にも合っていたのかも。
音楽は全般にとても綺麗にまとまってたように感じました。
最後の、ジャンヌが火が熱くなくなるあたりで、カルメル会修道女の最後をふと思い出した。
信じて、救済される。
ジャンヌは、最初からの信心の人だったわけですが。