東京横断・・・新日フィル定期&芸術劇場「タンホイザー」

ウウウ、遠い。
もうこれではさすがにやっていけないので、次回からは定期の第二夜に変更しました。
なのでこの席も、今日入れて残り2回、隣の悪口三昧カップル?ももう少しの我慢だから・・・
と思っても今日もかなり辛かったです、なんであんなに悪口ばかりべらべら喋るんだか・・・

新日本フィルハーモニー交響楽団 
第416回定期演奏会「愛の誘惑の果てに」 トリフォニーシリーズ第一夜
5月25日(金) 19:15開演 すみだトリフォニーホール

指揮:下野竜也
オルガン:小林英之

オッフェンバッハ:喜歌劇『天国と地獄(地獄のオルフェ)』序曲
インベルガー:オルガン協奏曲第2番ト短調op.177
ラフ:交響曲第5番ホ長調『レノーレ』op.177(全曲日本初演

感想は後で。NJPのHPよりききどころ。

【公演の聴きどころ】
  前回、NJPの定期演奏会に登場した際にも、凝りに凝ったプログラムを披露した下野竜也が指揮台に登場!今回は、19世紀後半に人気があった作品を取りそろえているのが特徴だ。
 1曲目の喜歌劇「天国と地獄(地獄のオルフェ)」は、オッフェンバックの代表作。その序曲は、日本では、運動会の定番曲として、またカステラのCM曲として、あまりにも有名である。
 続く2曲は、まさにロマン派の王道をいく魅力作であり、一度耳にすれば、「何故、あまり演奏されないのだろう?」と感じる方が続出するはず。リヒテンシュタイン生まれのラインベルガーは、フンパーディンクフルトヴェングラーの師匠であり、オルガンの名手としても著名だった人物。今回、演奏されるオルガン協奏曲第2番は、重厚でロマンティックな名品だ。実力派の小林英之がソリストを務める点も楽しみである。
 スイス生まれのラフは、リストのアシスタントを務め、生涯に12曲の交響曲を作曲。その大半が標題付き交響曲であり、亡くなった婚約者が許嫁を迎えに来るというビュルガー作のバラードを題材にした第5番「レノーレ」は、ドラマティックな響きが印象的な作品だ。今回の「全曲日本初演」が待ち遠しいと感じるのは、筆者だけではないだろう。 
(満津岡信育)


家に帰ってきて、
金曜に引っ越してから全滅だった芸術劇場で、タンホイザーみてます。
この春、東京はワーグナー祭り?てわけじゃないけど、同時期に3つオペラがありました。
新日本フィルの定期の(セミステージ方式の)
新国立劇場
そしてこれ。
これだけみてなかったのですが、よかったという話しも聞いていたので、TVで見れてちょうどよかった。
編集済み版ですが。

タンホイザーといえばヴォルフラム。
どうもちゃんとしたいいひとがあまり出てこない(そもそもひとでないことも。。。)ワーグナー・オペラで他に類を見ないばかりか、全てのオペラの中でみてもこれほどのひとはいないというくらいのいいひと・ヴォルフラム。恋人に、友人にぜひほしい人材。
ひきかえ、だめだめ男のタンホイザーことハインリッヒ。よくよく考えるとそこまで悪い人ではないが、ヴォルフラムと一緒に出てくるからどうも・・・とはいえ、なんというか、天才肌の芸術家男(生活力ゼロ)ってタイプなのかもしれない、なので女性にはもてる。そもそも、ヴェーヌスとラヴラヴだったってだけでここまでの非難、キリスト教圏育ちじゃないからかよくわかりません、異教ダメダメっていう考え方なのでしょうが、心理的にどうも・・・
東京オペラの森の演出、なんかわたしのいつもの感想どおりの・・・というか、そのように抜いてきて演出したNHKの?とにかく、いつもよりいっそうのヴォルフラムのいいひと一直線ぶり、見た目もばっちしです。そしてアンニュイでちょっと爛れた芸術家風タンホイザー。歌手ならぬ画家らしい。声も、TVだからさしひいても、なかなかよかったし、面白かった。