土曜その2~読響定期

読売日本交響楽団 定期演奏会 第466回
12月15日(土) 午後6時開演 サントリーホール
指揮:尾高 忠明
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ

◆マルトゥッチ/ピアノ協奏曲第2番
エルガー/交響曲第2番(エルガー生誕150年記念)

忘年会のことがあったので、振り替えようかずっと迷ってたんですが、
・振り替えの電話する暇がなかった
・12月だとほか第九ばっかで正直いや、1月はモーツァルトだし
・この曲はレアなので聴きたい
というわけで、そのまま聴きました。聴いてよかった。

エルガー良かったです、エルガー
意味もなくちょっとなける気分になるエルガー
先週のフンパーティングのときドイツは森だなーと思ったけど、
イギリスは・・・あ、なんて思ってたのか度忘れした・・・
映画音楽のようななじみのよさ。
むかーし、ウィンザー城行く途中の郊外の河の畔で、
この河の上流にマイケル・ケインの家があるんですよ、イートン校があるんですよ
なんてガイドに説明された、あの河とあのへんの風景が蘇ってきたり。
ゆったりした気分で聴けました。
特に第一楽章と最終楽章がよかった、しみいるように美しい。
フライング拍手がいたが、他皆の聴衆で圧迫するように?尾高さんの手が降りきるまで、
大多数の人がこらえたから拍手は仕切りなおしになった。しかしなぜ少しをまてない
余韻を楽しめない人がいるのだろう。ちょっとあれはねー。

マルトゥッチは・・・プッチーニと同時代のイタリア人作曲家らしいんですが、
ドイツじゃないのか?
ドイツ的な風味での盛りだくさんの音の山。なんかすごいなあとはおもったけど、
あまり乗れませんでした。