読響ベートーヴェン・プロ

ベートーヴェンはいまいちながら(唯一は7番だけど今回はそうじゃないし)、12月の第九ばっかりを控え振替先もないしスケジュールは可能なので、考えたもののそのまま定期にいってきました。

読売日本交響楽団 第476回定期演奏会
2008年11月21日(金) 19:00 サントリーホール
指揮:オスモ・ヴァンスカ

<ヴァンスカ・ベートーヴェン交響曲シリーズ III >
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」
ベートーヴェン交響曲第4番
ベートーヴェン/序曲「命名祝日」
ベートーヴェン交響曲第8番

感想としては、ベートーヴェンにしてはまあ楽しめたので、よかったんじゃないかな。(すごい不遜な言い方・・・)
命名祝日」はちょっとマイスタージンガー的な気配もあって気に入りました、はじめて聴いた曲でしたが。はじめてといえば「コリオラン」も。ベートーヴェンなんて嫌になるほど演奏されてる印象だけど、第九のせいでそうみえるだけなのか、実際は聞いたことない曲まだまだありそう。
でもなぜか4番にはよく当たってる気がする、いつ聴いてもそんなに感銘も受けないのですが、走ってる感じのとこは結構好きかもと思ったりもする・・・しかしこの日はたぶん体調のせいもありねむねむ入ってしまいました・・・ねむいときには心地よい曲です、まずい・・・
8番はあまりコンサートであたったことないんですが、パンフをみたら7番の兄弟曲?みたいなもんらしく対照的でいて似たとこもあるそうなので、今回はその辺気にしつつ聴いてみました。数か所、ここの流れすごくいい!と思ったところがあったのですが、どこだったか忘れた。これは又聴いてみたいかな、7番ほどキャッチーじゃないんだけど。入り方とかもあージャンってかんじのベートーヴェンだな、ふう、と思ったりもしたけど(なんというか時代っぽい)。似てるとこはよくはわからなかったけど、でも思ったより良かった、曲が進むうちに、思い直しました。
読響は管がいい曲の印象が強い気もするのですが、プログラムがこんなだったので、この日は弦でした。音が厚みがありつつも、流れは失わずという感じで、綺麗にまとまっていました。あと、ティンパニが効いていた。それもあってかメリハリがはっきり!でした。