浮世絵とお茶と蛍

今日はフォーシーズンズにお茶にいく約束で、あとから追加で山種美術館(チケットがあったので〉の浮世絵と、椿山荘の蛍観賞(いる時期の筈〉をプランに追加しました。なかなかよかった!蛍が観れたことが満足度を引き上げてますが、どれもよかった。
 
山種美術館  『開館記念特別展Ⅴ 浮世絵入門 ―広重≪東海道五拾三次≫一挙公開―』
 
出品作品:
鈴木春信《柿の実とり》、《梅の枝折り》、
鳥居清長《当世遊里美人合 橘妓と若衆》、《社頭の見合》、
喜多川歌麿《青楼七小町 鶴屋内 篠原》、
葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》、
東洲斎写楽《二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉》、
《三代目坂田半五郎の藤川水右衛門》、
歌川豊国《役者舞台之姿絵 高らいや 三代目市川高麗蔵の千崎弥五郎》、
《役者舞台之姿絵 やまとや 初代坂東蓑助の早野勘平》、
歌川広重(初代)《東海道五拾三次》(全55枚揃)、
《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》、《阿波鳴門之風景(雪月花のうち 花) 》
ほか
参考出品:近代絵画
菱田春草《桜下美人図》、上村松園《春のよそをひ》、伊東深水《雪中美人》ほか
 
浮世絵入門、というだけあって、技法いろいろやその移り変わり、絵具の進化、刷りによる違い、画面上の遊び、など
細かく説明があって、とてもわかりやすくおもしろかった。
五十三次は綺麗に揃ってて(表紙まで)、刷りも初期なので、あとからだと省略されたとかいうのもまだちゃんとあってと、ゆったり観れたのもあってかなり堪能できました。
山種は昔のは茅場町で行きやすかったので、大学時代から何度か行きましたが、今度のは駅からは遠いですね、とてもきれいで、喫茶もおしゃれですが。
でも、いいのいっぱいもってるし、またいいのがあったら行きたい。
売店のグッズもかなりかわいかったので、ついまた買っちゃった・・・
 
ロビーラウンジ ル・ジャルダン  『ハーバルアフタヌーンティー
さわやかな季節の訪れを楽しむハーバルアフタヌーンティー。ラベンダーの香り豊かなサンドウィッチや
オレンジとミント風味のタルトなどの軽食から、ローズマリー、レモンタイム、ラベンダーを使った
ペストリー類まで様々なハーブの味をお楽しみいただけます。
人気のスコーンは、5月末までは香り豊かなよもぎスコーン、6月はオレンジ&タイムのスコーンがお召し上がりいただけます。
新緑が鮮やかな庭園を望むテラス席でのアフタヌーンティーもこの時期ならではの楽しみです。
 
ダイナーズでシャンパン付の割引券がもらえるので、それを使って、かつ時期的にいけそうな蛍を狙って、
遅めの時間に行ってみました。
15時過ぎに到着すると、時間制限がありますが、それでよければすぐご案内できますといわれ、何時までですかときけば18:30。全然問題ないです。
18:30たっぷりまでだらだらしゃべってお茶をして、そのあとまだ明るかったのでざっくり庭園見学をして(三重塔とか滝とか見てぐるぐる)、それから蛍スポットの橋に行って、いい場所キープして、出現を待ちました。
ゆっくり日が暮れて、19時過ぎくらいから、橋の下の小川の少し上流のあたりにぽつぽつ。大騒ぎするギャラリー。
飛ぶと、みな「わー飛んだ」、芸がない反応ですが、みなそんな感じに揃ってしまうものです。ギャラリーの中に、子供を連れたすごく詳しいお父さんがいて、その人が子供の質問に答えてた内容がとてもためになりました。すごいわ。
飛んだりとまったりしながらちかちか点滅して、なんかけなげでいとおしい。時間の経過とともに、数も増えて、去年より多い(種類も違う、時期が違うし)ようです。皆もりあがる。
余り居場所を独占し続けるのも悪いし、十分堪能したので、橋の上からはなれたけれど、下流の水車のところや、小川のあたりにもちらほら。結構飛んでいて、嬉しくなりました。
友人のうちひとりは特に、初めて見たということで、とても喜んでました。よかったよかった。
帰りは神田川の門から出て江戸川公園経由で帰ったら、ねこがいっぱいいて、特に大きなアメショー(偉い感じ・・・)には驚きました。