N響B定期・パーカッション大人気

2月16日 | 水 |   開演 7:00 PM  サントリーホール
NHK交響楽団第1696回定期公演 Bプログラム
 
パーカッション|マルティン・グルービンガー* 
ペルト / ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
ドルマン / フローズン・イン・タイム(2007)[日本初演]*
アンコール・マルティン・グルービンガ- :プラネット・レリメント
ショスタコーヴィチ / 交響曲 第15番 イ長調 作品141

この日のわたしのおめあては1曲目のペルトでした。なので頑張って間に合わせました。よかったー
あまり演奏会で聴く機会がないのですが、音がきれいに重なっていくのは生だとまた格別。
ただ、構成がシンプルなかんじでもあるので、鐘の音がちょっと揺れるだけでも気になってしまって
ち!とか思ってしまった。でもよかったです。

2曲目は初めての作曲家で知らない曲で、どうなの?と思ったら、あけてみたらきょういちばんのうけでした。
舞台指揮者脇に、打楽器コーナーってかんじでマリンバビブラフォン、ドラム・・・とセットされていて、
若い男の子、ってかんじのソリストが現れたのですが、始まってみたら大活躍で、曲も打楽器満喫ってかんじの
面白さがよかったのか、いつも反応が淡白な、老人気味のB定期のお客が大うけでした。
アンコールではさらにバチさばきのパフォーマンスも加わり、むしろロック・ポップ系ライブでのドラムス披露コーナー?での爆裂ソロ的なノリだったのですが、これまた会場を沸かしていて、B定期でこんなの初めて?とむしろびっくりでした。

とりのショスタコはこれもしかして聴いたことないんだっけ?記憶があまりないんですが、引用のロッシーニワーグナーがここまでもろとは。全般ショスタコーヴィチのいつものかんじではあるんですが、比較的小規模にまとまってる曲を、淡々と演奏してる感じでよかったです。