トスカ

トスカ
2012/2013シーズン
ジャコモ・プッチーニ/全3幕
【イタリア語上演/字幕付】
11/11 日 2:00
予定上演時間:約2時間50分(休憩含む)
 
オペラ劇場
スタッフ
【指揮】沼尻竜典
【演出】アントネッロ・マダウ=ディアツ
【美術】川口直次
【衣裳】ピエール・ルチアーノ・カヴァロッティ
【照明】奥畑康夫

キャスト
【トスカ】ノルマ・ファンティー
【カヴァラドッシ】サイモン・オニール
【スカルピア】センヒョン・コー
【アンジェロッティ】谷 友博
【スポレッタ】松浦 健
【シャルローネ】峰 茂樹
【堂守】志村文彦
【看守】塩入功司
【羊飼い】前川依子
情熱の歌姫トスカの激しい愛と過酷な運命。名アリアで綴られる愛憎劇!
尾高芸術監督は、オペラの代名詞と呼ばれるようなスタンダードな人気作品をラインアップに効果的に組み込む事が重要と考え、正統派イタリア・オペラの真髄を描くM.ディアツによる『トスカ』を再演します。1幕フィナーレを飾るテ・デウムの大合唱、壮麗な装置や衣裳は、数ある新国立劇場のレパートリー作品の中でも、何年かに一度は再演すべきプロダクションとして人気を博しています。ストーリーも簡潔で万人を惹きこむ魅力を持ち、愛、憎悪、悪代官といったスリリングでドラマティックな要素が次々と登場します。3時間弱という上演時間も決して長すぎず、〈歌に生き恋に生き〉〈星は光りぬ〉など、メロディ作家としてのプッチーニの面目躍如たるところです。「プッチーニが現存していたら、必ずや映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ以上のヒットメーカーになっていたでしょう」と尾高芸術監督がコメントするほど、万人の心をとらえる魅力的な作品です。
トスカ役には新国立劇場開場記念公演『アイーダ』以来すっかりおなじみのファンティーニ、カヴァラドッシ役はニュージーランド出身でヘルデン・テノールの注目株オニール、スカルピア役には韓国出身のコー、また指揮には沼尻竜典を配するなど国際的なキャスティングとなりました。プッチーニのオペラの中でもとりわけ劇的なこの作品で多くのお客様にご来場いただき、出演者によって新たな魅力発見となる“レパートリー作品のオペラ観劇”の楽しみ方をご提案したいと思います。
新国立劇場HPより)