都響 マーラーティクルス
新 マーラー・ツィクルス⑨
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緊張感が観客席にも・・・
仕事が押しちゃって、予定していた時間に会社を出れなかったので、結構走ったんですが、
実はわたし、いま貧血が半端ない状態で、走ったり階段駆け上ったりしたら心臓に負担がかかってとまっちゃうこともあるよと脅されていて、最近は走らないようにしていたので、ちょっと怖かったです。死を予感させる9番聞きに行くために走ってて死ぬとかしゃれになんないだろって感じか。
とはいえ、都響は5分はバッファーがあるんで、途中で安全圏と確認してほっとしてホールへ。
1曲だけのせいなのか、さらにバッファーあったらしく、開演前の鐘なってませんのでー、という声。
というどきどきではじまった冒頭は、え、ちょっとよれてない?っていう、なんかゴンドラによっこいしょって乗ってまだぐらついてる、みたいな感じで不安だったんですけど、あと、途中で小ミス?もちまちまはあったんですけど、気にならないくらいの勢いでよかった。特に4楽章は最高で、最近きいたなかでだんとつにいい、と思う演奏でした。なぜだか泣けてきちゃうほどで、拍手しながらこそこそ目をこすっていたら、前の席の人もごしごししていたっぽかった。