木場のオイカワ

先週までのプロジェクト先のビルは、木場のギャザリアというところにあったのですが、
もともとの会社の大きな敷地を再開発して作ったエリアで、
こういうとこにありがちな、緑地帯を持ってました。
 
ビルたちのまんなかにもなかなかの規模の庭園があったのですが、
横っちょに、そんなに大きくも無いけどご大層な名前の、千年の森という池のあるとこがあって、
よく見ると池に小魚が結構いてなんかかわいいので、毎日見に行ってました。
暑いせいか、ほぼ他に誰もいなかったし。(いても2,3人)
 
トンボがいるなーと最初思ってたけど、それより、池にわりとたくさん小魚がいて、
暫く見てるとよってくるのかたまたまなのか、ぴろぴろとひれを広げてよく泳ぎます。
そのひらひらした小魚は、オイカワという魚で、大体日本中にいるらしいんだけど、
木場のは、荒川からつれてきたんだそうです。(他にメダカもいた)
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イカワは、ふつーは地味なグレーみたいな色らしいのですが、
夏の盛りの季節には、オスが婚姻色っていうので結構派手になるのです。
体にエメラルドグリーンでしまっぽくなって(これは池の上から見てるんであまり見えない)
ひれが大きくなって朱色みたいに色づいて、せなかがくっきりして、目にも赤みがさす。
ひれを閉じたり広げたりするのがとてもかわいい。
写真撮ろうとしてもふつーのデジカメなんで、しかも池の上からで光ってよくわかんないけど、
固体で体の大きさやひれの大きさ、色合いに差があるので、
最初に一匹だけ飛びぬけてひらひらだった子を、モテモテちゃんとよんで愛でていたら、
翌日みえなくて、もしや食われちゃった(鳥とか)・・・とショックをうけてました。
数日後、ひらひらした子は数匹に増えてました。
モテモテちゃんが大丈夫だったかよくわかりませんが・・・まあ、一人勝ち状態ではなくなったのかな。
しかしかわいい。
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1回、池の清掃かなんかで下の池(上と下に池があり、間に小川がある構成で、上の池は普段非公開)の
水をなんかやってたときがあり、間の小川のほうにいったら、流れてる水がほぼなくなってて、
とりのこされたオイカワがいるのに気づきました(ちょっとはねたときにきらきらしたのでわかった)
そこはほぼ水なしでオイカワは横たわってて、オスだったみたいで普段あまり見えない横のエメラルドグリーン色がよく見えてきれいだったけど、それどこじゃないんで、ほぼ枯れた小川に入って(サンダルなので怖かったけど)救出して、マシな程度水位があるとこに移しました。水溜りくらいなんで、これ以上減るとそこもやばいかもとあとで思ったけど、入れてあげられるほど池には近寄れなかったので・・・
翌日見に行ったら小川は復旧してて、干からびた魚はいなかったので安心しましたが、元気かなー
でも池の整備とかするなら、さかなが途中で干からびたりしないように気をつけてやって欲しいです。水溜りには他にももっと小さいオイカワたちがいたし。
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※戻したけどこの状態でずっとじっとしていた。かなり暫くしてからやっと泳いでいったので一安心・・・
 
さて、私はかなり長いことダイビングにいけてないんですけど、
イカワのかわいさを語ってたら、先輩になぜか同情されました。
今度ゆっくり海いこうね、と・・・
まあ、貧血治さないといけないんですけどね。あと、海の魚もかわいいが、オイカワもかわいかったんです、ほんとに。