マイスタージンガーその1(新国立劇場版)

午後休取れそうだったんで、急遽行くことにしました。
スケジュールに失敗して、いけなくなるとこだったので、よかったー!

9月29日(木) 新国立劇場・オペラ劇場 4:00開演
ニュルンベルクのマイスタージンガー【全3幕】<ドイツ語上演>
予定上演時間:約6時間(休憩2回含む)

作曲・台本 : リヒャルト・ワーグナー

指揮 : シュテファン・アントン・レック
演出 : ベルント・ヴァイクル
美術 : フランク・フィリップ・シュレスマン
衣裳 : メヒトヒルト・ザイペル
照明 : 磯野 睦
舞台監督 : 大澤 裕
合唱指揮 : 三澤洋史

合唱 : 新国立劇場合唱団
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団

キャスト
ハンス・ザックス : ペーター・ウェーバー
ファイト・ポーグナー : ハンス・チャマー
クンツ・フォーゲルゲザング : 大野光彦
コンラート・ナハティガル : 峰 茂樹
ジクストゥス・ベックメッサー : マーティン・ガントナー
フリッツ・コートナー : 米谷毅彦
バルタザール・ツォルン : 成田勝美
ウルリヒ・アイスリンガー : 望月哲也
アウグスティン・モーザー : 高橋 淳
ヘルマン・オルテル : 長谷川 顯
ハンス・シュヴァルツ : 晴 雅彦
ハンス・フォルツ : 大澤 建
ヴァルター・フォン・シュトルツィング : リチャード・ブルナー
ダーヴィット : 吉田浩之
エーファ : アニヤ・ハルテロス
マグダレーネ : 小山由美
夜警 : 志村文彦
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ひゃー・・・これだけですごい行数とっちゃったよ・・・

オペラは、いろんなクラシック系コンサートの中でも、もっとも博打だと思っています、
キャストしょっちゅう変更になるし、(今回だとヴァルター)
オケ・合唱に加え、歌手それぞれの調子がその日じゃないとよくわかんない。
新国立は、新演出だと概ね終わりにつれてよくなってくるようなので、
なるべく最終日を取るようにしている。
今日はラス2なわけですが、良かったと思う。
①エーファ ②合唱とオケ だけど、他も概ね満足。
この演目を最初に見たときより、私も随分とトシをとって、
エーファのことを客観的に見れるようになったのもあるかもしれないけど、
本当に今日のエーファの声はよく届いてきた。
ちょっと身勝手におじさん(ザックス)を翻弄する若い娘だけど、でもやっぱり少し彼にも惹かれてるところもある・・・それは嘘じゃない気持ちで。憧れの王子様がいるんだけど、揺れるところもあり。
こんなに長くて、おかげでいろんな人に聞かせどころのあるオペラですが、
私としては今日はエーファだったなあ。うん。
もちろん、ザックスのなんだかちょと可哀想なかんじとか、ベックちゃんの相変わらずなお間抜けぶり(お間抜けすぎてやはりコレも気の毒・・・)とかはあるけど。

ヴァルターの晴れ着?が、フツーのサラリーマンスーツなのはちと残念でしたね、ちぇ。

6時間あるせいか(休憩は、30分50分)、平日だし席がかなり空いてたけど勿体無いくらいの出来だったと思うんですよね・・・新国立は安いし、あの値段で6時間(あっという間だけど)楽しめるんだから、みんなもっとみてほしいよー、と切に思います。

休憩時間の軽食には、オペラの内容にちなんだものが用意されるのも新国立。ニュルンベルグの?ソーセージとニシンのマスタードマリネやいろんなドイツパンがありました。ワインはフランケンのもあった(ヴァルターはフランケン出身ぽい)。マリネなかなかいけました。

10時に終演、初台はバス1本で帰れるので私はとっても楽。帰ったら阪神が優勝してました。