アディエマスに嵌りこむ一夜

連休前にE+からきてた得チケのメルマガで、行こうかと思っててでもとってなかったアディエマス
出ていたので、友人を誘って行くことにしました。渋谷なのが難ですが。

2006年3月22日(水)
アディエマス/カール・ジェンキンス
19:00開演 Bunkamuraオーチャードホール

出演: カール・ジェンキンス(指揮)
    アディエマス・シンガーズ(コーラス)
    ウエスト・カザフスタンフィルハーモニー・オーケストラ(ストリングス) 他
ゲスト:藤原 道山(尺八) 他

曲目:
tintinabulum 希望の鐘
in caelum fero 天空へ
kayama 大地
hymn 静寂
the wooing of etain ウーイング・オブ・エータン
beyond the century 世紀を越えて
palladio パラディオ
children of dannu 神の子供達
st declan's drone 聖人デクラン
adiemus 聖なる海の歌声
dos a dos ドス・ア・ドス
・・・(休憩)・・・
Cu Clunクー・クラン
the snow of yesterday 雪は昨日ぞ
dies irae 怒りの日
from deep in my heart 心から
schwanda the bagpiper シュヴァンダ・ザ・バグパイパー
now as a spirit 人魂で
rondo ロンド
having seen the moon 月を見て
song of the spirit 魂の歌
farewell さらば
cantus-song of the plains 大平原の歌
・・・(アンコール)・・・
さくらさくら
(曲名知らないのがあともう一曲、ブギっぽいの)

以上、プログラム引き写し・少し違うような気もする。
某有名協奏曲の編曲ものは、このタイトルに含まれてない?

第一部が終わったのが8時過ぎで、ちょっと半端に遅かったので、
まさかここでおわり???と思ったら休憩でした。
第一部が従来(前のベスト盤の)ぽいやつで、第二部が新曲中心な構成、
終わったのは9時半回ってたので、かなりたっぷりめだったといえるかな。

チケットが現地受け取りだったので、少し早くいったら、
わけのわからないほどの列が出来ていてかなり引いた。
日本テレビでご招待があった模様。
そのせい(タダ客多い?)か、最初はわりと盛り上がらないというか、
曲の途中で席にについたり出て行ったりと、なんだか落ち着かないし・・・

でもそんなこといってちゃだめだった。
私達の前の席のおじさん(奥さんときてたみたい)はパンクスのように、
着席状態で、頭だけ振って(上下左右といろいろ変えていた)ノリノリ状態を周囲に
アピールしていた。
その様子を見ていたら、なんだか吹っ切れたので、
後半は前半より知らない曲が多かったのだが、やたら楽しめました。
前半気になったリコーダー(使い方が、ここではいらないんじゃ?と思われた)も
後半はケルトな笛みたいでノリが良くなってたし。

後半のレクイエムモノは、日本語ぽいのが多いなあと思ってたら、
俳句に触発されたものらしい。道理で尺八が似合う。
日本語も、不思議な造語にはめ込まれて聞くと、異国の言葉のように聞こえなくもない。
アンコールのさくらの音の展開は、ため息モノの美しさでした(例のおじさんの好みではなかったようでしたが)。

急に決めて行ったけど、行ってよかったかな、楽しかったし。
友人も喜んでくれてましたので何より。そのあと、夕ごはんたらふくたべて帰りました。終バスにも間に合ったしね、よかったわ。