初新宿コマ!

演歌のひとのxx座長公演、って印象で、一生縁ないと思ってたんですが、行ってきました新宿コマ!
でもフツーの演劇です。

地球ゴージャス vol.8 - HUMANITY THE MUSICAL ~モモタロウと愉快な仲間たち~
2006年5月13日(土) 18:00開演 新宿コマ劇場

作・演出・出演: 岸谷五朗
演出・出演: 寺脇康文
出演: 唐沢寿明戸田恵子高橋由美子、植木豪(PaniCrew)、蘭香レア ほか

(説明:公式サイトから引用ここから)
今回の作品は、47人もの出演者による“人間らしく生きること=HUMANITY”をテーマにした正統派ミュージカル。鬼退治で有名な昔話「桃太郎」をモチーフに、現実世界でリストラの恐怖に怯えながら暮らす大企業の社員たちの姿と、その1人である順平が夜な夜な見る夢の世界を交錯させながら描いていく。その順平を演じるのが、地球ゴージャスの全作品を観ており、今回初出演となる唐沢寿明だ。「唐沢寿明役の桃太郎です(笑)。“地球~”の魅力は何と言っても2人(岸谷と寺脇)のコンビの掛け合いの面白さに尽きますね。毎回腹を抱えて笑っています。今回はその中に自分が入って、どこまでやれるか……」と少々謙遜気味(?)ながら、会見中は絶妙なボケを披露して笑いを生むなど、すでにトリオであるかのような気配を見せた。
 上記のキャスト以外にも、ダンスやタップ、空中パフォーマンスなどのテクニックを持つメンバーを集めたという今回。「えっ!? 僕も踊るの?」(唐沢)、「当たり前じゃないですか!」(岸谷)、「歌もダンスもアクションも、ですよ!」(寺脇)というとおり、何でもありの一大エンターテインメント作品に仕上がりそうだ。
(ここまで)

桃太郎と書いてあるが、種太郎です。その種太郎ネタと現実?世界の会社員生活が交錯しつつ、歌あり大語りありのミュージカル、でした。衣装も舞台仕掛けも派手(空中パフォーマンスには驚いたがさすがに本職だったか・・・)で、なんというか、お金のかかってる商業演劇だなあという感じはしました、でも面白かったし楽しめました。
会社員としてみると、会社シーンはなんか不思議と言うか、うーんちょっとビミョーではあったけど、まあネタだしねえ。そしてこの世代ならではなのかもしれないが、がんばるメッセージ色が強い。ここで見る分には面白くて笑ってよかったけど、自分の会社生活に重ねると辛いかもなー。
休憩入れて3時間、退屈せずにさいごまで観れて、演劇にしては割と高め(10500円)だけどよかったよねー、って感じでお茶して帰りました。
まだ、始まったばっかりで、6月までやるらしく、最終日なんかには皆さん大泣き?らしい。

会社の関係で取ってもらって、別にファンとかでもないのに、まんなか(花道横)のかなり前のほうという、ベストに近い席でした、その辺ちょっと申し訳ない気分。でもおかげで凄く観やすかった。