週末散歩:庭園はしご

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以前、神楽坂で段取りなしでランチしためんつで、
次回こそは段取りランチ&なんかプラスな要素の週末予定にしよう、ということで。
土曜日、おなじみ(私は)駒込エリア都立庭園コースを散歩しました。

いちのめあては、バラが綺麗そうな旧古河庭園だったのですが、
ランチによさげな店がさっぱりない。
友人が、なんかの口コミサイト?で駒込のフレンチを見つけて予約してくれたのでそこに現地集合。
六義園→古河庭園→飛鳥山公園(でもここは入らなかったけど)というコースにしました。

六義園はさつきまつり開催中。ショウブとかアジサイはまだかなー。日本庭園なので、新緑の青々・もこもこした感じが綺麗で、さつきはいうほどではない。しかし写真に撮ると色味があったほうがはえる(少しでもサツキがあったほうがいいってことだ)のですが。見た目で言うと、モミジのみどりが園内のあちこちで美しかった。秋に紅葉になるのかな、あれ全部。友人は、木がいちいち大きいのに感激していました。そしてこういうとこの例に漏れず、かめがいっぱい・・・捨てガメだろうか、あわれ・・・と思えないくらい大きくて一杯いるんだけど。

それからほぼなにもない駒込(すみません・・・)を抜けて古河庭園へ。よく門の辺りに観光バスが止まってたけど、駐車違反の制度が変わったせいか?何もない。
そして、事前に都公園協会?のHPで、夏季(6月2日)から金曜土曜は2時間開園を延長します、と書いてあったはずなのに、通常営業(5時クローズ)だったので、ここはあまりゆとり無し・・・
まあ、お茶したかったけどこの日は披露宴があるとかで洋館が使えなかったし、庭見るだけだったからまあいいか。しかし、ばら、もすこしゆっくりみたかった。5月中だったらライトアップ期間でそもそも遅くまでやってたらしいんだけど。
バラは綺麗でした、つぼみもいっぱいあったし、これからも暫く楽しめそう。

お茶したいんだけどこの辺ホンと何もないので、とりあえず飛鳥山方向に歩くことにする。
道路も歩道も広い、そのせいか、暴走自転車が多くて歩行者には怖いとこだ。
なかでも凄いあぶない小学生がいて、ひとしきり皆で怒りながら歩き続ける。
ひとりが浅見光彦ファンなんだが、彼がこのあたり(西ヶ原?)にすんでる設定だそうで、
作中でよくなんとかまんじゅう?をおうちで食べてるらしい、
そのせいで人気があって、そのみせのまんじゅうは午前中で売り切れらしい、
しかもこの日のぶらりと中下車の旅で、まさにこの辺をやってて、出てきたらしい。
というわけで、その店の前も通ったのだが、店には何もなかった。
神社の隣の、ほんとに小さな普通っぽい店なんですが・・・そもそもこの辺にこの手のみせぜんぜんないから、客が集中しそうではある・・・

そのまま歩き、飛鳥山の都電の駅まで来て、ここからどっかにいって茶でもよかったけど、
3人の方向がばらばらで、ひとりあまり動きたくなさそうだったので、
望み薄ながら、勘で探すと、砂漠のオアシスのように喫茶店を発見!
ありがとう!!「サトリ珈琲店」!!
貴重のこの店のことは決して忘れないようにしよう(いつもこのへんじゃ挫折してるし)、
私はアイスオレにしました、450円だけど二層がきれいで、ミルク部分がちょいあまでおいしかったです。異質な客(わたしたち以外は地元のおじさんばっかりだった、かえりしな友人が「お友達同士なの?」と他の客に聞かれていた・・・)っぽかったけど、2階貸しきり状態だったのでゆっくりできたし、綺麗で落ち着いたお店でした。
客層おじさん、と書いちゃったけど、置いてある雑誌が家庭画報フィガロでこれも私的には嬉しかったです。お客のおじさんたちも、物静かな感じで、うちの近所のベローチェにわんさかざわざわいるのとは違って優雅でした。他に何もなくて入ったという状況だったのに、思いのほか良かったので、お陰で、延々歩いたけどまあ結果は良かったよね、ってかんじで締められました。めでたしめでたし。