今度こそ忘れず読響

前回の定期を忘れて1回ぶっちしちゃった読響です、さすがに今度は忘れない・・・

読売日本交響楽団 第451回定期演奏会
7月20日(木) 午後7時開演 サントリーホール
指揮:パオロ・カリニャーニ
ソプラノ=半田美和子

ウェーベルン:夏風の中で
■ベルク:〈ルル〉組曲
シェーンベルク管弦楽のための5つの小品
モーツァルト交響曲第40番

前のブログ見直してみたら、読響振り替えてばっかりで、
自分の席で定期聴くのは久し振り。
選んだ席なのでまあ好きなのだが、以前にすごい被害にあった超強力香水の人も多分同じあたりに居ついてるんだと思う、今日はローズ系で以前のように涙出たりってのはなかったが、やはり辛い。ばら好きなのに。今時分も時々使ってるのに。でもばらでも過剰だと苦しいって、思い知らされました。しかも、ナマのばらの芳香にむあっと包まれる時のような至福感は微塵もなく。
それはともかく。
職場からバスでいったけど何しろ本数が少なく、良くてギリだと思ってたけどやはり遅刻。ウェーベルンは外で。でも聴こえてくる音がいい感じで、期待が高まる(ああ中で聴きたかった。。。)。
で、ルル。三曲目と最後にちょっとだけソプラノが出てくる贅沢?構成。うたも良かったけど、オケの音が激しく、恐ろしく、うつくしくて私にはとても良かった。(私には、というのは、近くの席の老女がレインコートみたいなの着ててしじゅうもぞもぞ動いてるものでずっとガザガザいっててイラ付いたのだが、そのひとモーツァルトのときはうごかないしガザガザいわないしで、ああ、ベルクつまらなかったのね、とそのとき判った)この指揮者の人、私は初めてだけどオペラを振る人だったはずなので、ルルのフル振ってるのも聴いてみたいと思いました。
後半、シェーンベルクは意外にさらっと。モーツァルトは予想通りさらっと軽やか。シェーンベルクからモーツァルトに移るとき、おわっ!てくらいごっそりオケが減っちゃうのですが、音的には減った感は余り無いのが不思議。とはいえ、曲のギャップはすごかったようで、モーツァルトに妙な違和感を感じた。その分普段より曲が綺麗だなーって印象を強く受けた気もして不思議。短調書いてるときは幸せだったというモーツァルトのその数少ない幸せ期間に思いを馳せながら、今日も1日を終えるのでした。これで今年の前半シーズンは全て終了です。夏休み期間はどーするかなー。