猫ラヴに嵌ってる間に世間ではこんな辛い子猫話が・・・

昨日うちの猫がかわいくてかわいくてというしよーもない(他人が見ればそうだろう)文章をここに書いて、でも満たされずに、帰宅ルートは近所いちの猫ルートを選びました。猫通りみたいなのがあるのです。狙い通り、そこだけでも10匹近く、他もあわせるともっといて、少し戯れて帰りました。
暑いから、外に出てきてて、道路とか塀とか屋根とか、いろんなとこにいて尻尾振ってたりするんだけど、割と触らせてくれる猫が多い。猫たちは外飼だったり近所の人がえさやってる半野良だったりなんだと思う。近所には程度は違えどそんな猫たちに好意的な感じで、若くて怖げなにーちゃんやおねーちゃん、フリーアドレスのおじさん、サラリーマン学生主婦ご隠居・・・といろんなひとが猫に構ってる姿を見かける。そんな町が、気に入ってる。

ところが、なんかどんよりする記事が・・・

<子猫殺し>直木賞作家・坂東さんがエッセーで告白
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060824-00000019-mai-soci
子猫・・・もと記事(エッセイ)読んだわけじゃなく、引用部分だけで判断するのは正しくないかもしれないけど、情緒的にこの考え方には付いていけない。
殺し方も、どうなのでしょう、崖から放り投げるって・・・投げられても生き残るなら運命として育ててやろうとかいうのかな(ライオン?)、でもそれだとこの人の主義に反するからそれはないよね。
うちの猫は子猫のときに筋腫ができたので、否応ナシに手術して子猫は出来ません。でも盛りは来るようで、それをみてると不憫ではあるんだけど・・・病気がなくても、子猫を毎回殺すよりは避妊させたと思う。なんというか、論理ではないが、子猫を殺すのはだめだからだめ(「国家の品格」に出てたみたいな)なのよ!!

母の実家はとても田舎な山で、観光地入ってはいるんだけど、家の前に川が流れている。田舎なので上流で流れが速い。母が子供の頃、家の前の橋から川に子猫を捨てに来る人が時々いたそうだ。猫は流されてやがて死んでしまうのだろう、でも、頑張って川岸にたどり着いて生き抜く子猫もいたそうだ。(人も溺れちゃったりする水力発電やってるような川なので助けにいけるレベルではない)生きる子猫が居たのは救いだけど、母にこの話を聞いて、こんなの子供の頃から見てたりしたから、母は一種冷たいところがあるのかもしれないと思った、忘れられない話でした。田舎だから、昔だから、とくくるものではないと私は思う。

この作家のホラーは昔何冊か読んだし、面白かった。今はタヒチ在住なんてイメージすごいギャップだけど、これがあるからこの人の本は読まないとかそういう気持ちはない。でも、人として身近にはいて欲しくない考え方のひとだな。
叩かれるの覚悟してまで、書かなきゃならないことなのだろうか?何の問題提起にもなってないと思うし、読んだ人の多数が不愉快になったり悲しくなったりするような内容で。しかも新聞でわざわざ?よくわかりません・・・・