冥王星落選

水金地火木土天海冥(数年前には冥王星の楕円軌道のせい?で冥海だったりしたような気もするが)で親しまれてきた太陽系の惑星から、冥王星は除外されることが決まったようです。
冥王星は他の惑星に比べ超小さくて、遠くだし、とかいっても惑星として認知されてから70年以上経ってるし、私たちが生まれた頃は既に「太陽系惑星の仲間」だったので、ちょっと物悲しい気分。小学生の頃太陽系の惑星って研究発表したとき、担当が海王星冥王星だったんだよな、とか思い出したり(海王星は青くてきれいだが冥王星は色もイマイチだった)、りぼんの昔の占いが私は天王星人だったけどあれが冥王星人だったひとはやな気分かもとか。まあいろいろあるけど、ニュースでみたアメリカの天文学者の、「我々は76年前に冥王星を惑星とする間違いを犯した、それは修正されるべきだ」といってたのは潔くてかっこよかったし、発見者トンボー博士未亡人の「彼は立派な天文学者でした」ということばには、発見した星が惑星でなくなっても夫の価値が貶められるものではないという誇りが感じられて、良かったです。今回、アメリカが意地のために惑星・冥王星を依怙地に守ってるって報道が多かったけど、一部(政治家とか?)そんな人たちが居たとしても一般の人たちは実際どうだったのか?うがちすぎだったのではないの?星は「発見」されたかもしれないけど、もともとずっと昔からあるものだしね。

ともあれ、ホルストの惑星の数に戻ったわけです。(あとで別の人が冥王星補筆したらしいけどイマイチだって聞く、私は聴いたことはないんだけど)
ちょっと聴きたくなってきたので、たまたま夏休み前に買おうかなと思ってて買いそびれてた、ラトル-ベルリン・フィルの「惑星」でも買って帰るか。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000GALFPI/250-1612749-5673869?v=glance&n=561956
これ、冥王星小惑星付きなんだよね。12個惑星案の星とかが入ってるっぽい。ちょっと面白そう。
まだ残暑厳しいなか、女声合唱が美しい(出番ちょっとなのに必要なのでオケ泣かせらしい。ホルスト教会学校かなんかのセンセイだったから合唱はタダで使えるもんだったらしいけど?)海王星を聴くと、涼しくなれそうです。