秋コンサートシーズンはじまる:N響正指揮者シリーズ

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2006年9月3日(日) 開演3:00 PM NHKホール
第1574回定期公演 Aプログラム N響創立80周年記念 正指揮者シリーズ

指揮: 外山 雄三

尾高 尚忠/交響曲 第1番(新発見の第2楽章を含めて演奏/第2楽章は世界初演
マーラー交響曲 第5番 嬰ハ短調

N響アワーにも早速昨日(1日)の演奏がとりあげられた、尾高尚忠の新発見の第2楽章が今日の目玉だったでしょうか。わりと演奏会で取り上げられることの多い、という第一楽章のみの交響曲第一番、私は聴いたことがなく、何の情報も持っていなかったので、正直余り気乗りはしなかった(なんかつまんない曲だとだるいなと・・・)けど、今月のN響、自分の持ってる定期は新しい仕事の関係でいけないかもしれないしナア、と思ってたのもあって、好きなマーラーの5番目当てで行きました。ちょうど暇だったし。
というノリだったのだけど、交響曲 第1番は正直かなり好みでした。展開が派手で沈痛で、音が美しくて、夜の番組で息子が言ってたように、ロマンチックな曲だったのです。戦争がテーマらしいこの曲で、第一楽章は激しさが目立つ感じでしたが、今回追加になった第2楽章は、アダージョなだけあってしっとりと情感にみちてうつくしかった。少なくともあと1楽章以上は続くはずだった書き込みがあったといい、全体が出来ていたらと思うと本当に勿体無い。指揮者の活動が忙しかったそうですが・・・しかしこのひと、過労死だったとは・・・この時代に過労死、当時このことばはなさそうですが、まあそれほど指揮者としての活動が忙しかった人が、ここまで書けたというのもものすごい。
後半、当初の目的のマーラーは、普通に良かったと思います。第一部冒頭はなんだか乾いているというか、どの楽器も余韻のないかんじでものがなしかったのだが、狙い(葬送だし)なのかどうなのか、と思っていたら、徐々に潤いが満ちてきて、最後はやはり、5番はいいなあという気持ちに充たされました。この曲は多分人気演目でよく聴くけど、そんなにがっかりさせられたことはないような気がする。マーラーだし演奏や解釈がラクラクーってこともなさそうなんで、聴いてる私が甘アマになってるのだろうかなんて思ったりもする・・・

この内容と全く関連なさそうな写真を貼ってますが、関係なくもナシ。(場所つながりですが)
マツケンのコンサートチラシがどん、とおいてあってさすがNHKホール・・・と感心。
 写真ではよく見えないが、衣装のキラキラはカラーのラメラメだ・・・・
②先日表参道の夜ごはん帰りに駅まで歩いてたとき、夜のヒルズにバスローブ姿のしずちゃん人形が
 白く浮かび上がって正直怖かった。これ宣伝になってるの????
 あらためて昼の光で見てみたら、そんなひくほどのものでもなかった。しずちゃんごめん。
 土日であのへんいろいろ配ってて、うちわとエッセンシャル試供品貰いました。
 うちわのしずちゃん写真は人形よりずっとかわいいと思う。