久し振りかな?読響秋シーズン

読売日本交響楽団定期演奏会] 第452回
9月29日(金) 午後7時開演 サントリーホール

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー

ボロディン:交響曲第3番
ボロディン:交響曲第1番
ボロディン:交響曲第2番

なんかいけそうな感じなので、先に枠だけ貼ってみました。
ボロディン、例のダッタン人(ほんとは時代検証的にダッタン人ではなくxx人、という解説をいつか読んだけど名称は忘れた)くらいしか聴いたこと無い、というか、アレはやたら聴くんですが。
という程度の前情報で、今回は行ってみようと思います。楽しみです。
終ったらまた感想書き足します。

***つけたしました↓***

オフィスに戻り、代替PCのデータ移動をヘルプ部門に行ってやってたのだが、
なかなかデータのコピーが進まず、そうこうするうちに終業時間になり、
月末、しかも、クォーターでもあり、その部の退職セレモニーが始まってしまった。
バイトの人とかならまだしもそれがまたシニアなおじさん・・・(挨拶はじまるし)
うぉーーー超居辛い。
すごく最低限だけで終らせて、去りました。
でもお陰でコピーならそれで済んだ設定も自力でやらないといけない、ので、移行を見てくれてた担当の人たちは、いやいいんですよ、とかいってくれたけど、無理でした気分的に。

そんなわけで早かったので、予定通り定期に走る。
ものすごいぎりぎり(指揮者はいってくるとこ&私の席はドアすぐの端なので)で着席。
あ、でも振り替えなくて良かった。ボロディン交響曲はいいカンジだ。
今日は交響曲ばかりだが、ボロディン交響曲はこれで全てらしい。しかも3番は未完もいいとこ。
補筆ありでも2楽章、なので短く、全部を一晩でやれちゃうんですね。

どの曲も、うーん国民楽派!5人組!ってところなのか、あったかい民族っぽさがあるというか。ロシアの・というものに対して、私だけでなく多くの人が抱くであろうロマンチックな情熱を、強く印象付ける感じでした。3曲がちょっと今ごっちゃになっちゃってるんだけど、踊れるよー、バレエとか振りつけちゃえよ、なんて思いながら聴いてた箇所が多かった。ロシア的な情熱は、時々黒さを感じるものですが、これらについてはそれはなく、曲調が明るいとか単にそういう意味ではなしに、人の良さそうな曲、楽観的な気分を持続できる曲でした。思えば、交響曲ってジャンル、結構不安パートやどん底パートをちまちま出してきたりするんですよね、こんな曲聴いてると、逆に思い出すけど。
ナマどころかいかなる音源でも聴いたこと無いので、演奏はどうってのはよくわかりませんが、今日もホルンが朗々と響いて危なげなかった。昨日のもそうだけど、今日のホルンも牧歌ムードで空気清涼感。山っぽいです。指揮はロジェストヴェンスキーさん、少なくなった高齢の巨匠ですが、軽快で楽しそうに振ってるようにお見受けしました。それを見ながら、うん、これは楽しく聴いて正しいんだ、と自分の中で再確認していたのでした。
休憩時間に巨大サイズ添付つきの今日中処理要メールがきているのがわかり、気が気でなかったものの、最後まで聴いてよかった、いちばん2番が良かった。わかりやすくたのしく、ノリが良い。2楽章ちょっとメロ、4楽章の華やかな賑やかさ。初めて聴くなら、これをお勧め。

余韻に浸りつつ、森ビル1Fの観葉植物の影のベンチでしこしこ作業して、仕事も無事終りました。なんとかなるのね、こんなもの。しかしよかった、気がついて。