読響定期・日本人作曲家特集?

読売日本交響楽団定期演奏会]第453回
10月20日(金) 午後7時開演 サントリーホール
<サントリーホール開場20周年記念公演>
指揮:ゲルト・アルブレヒト
ピアノ=中村 紘子
チェロ=堤 剛

クセナキス:ホロス
矢代秋雄:チェロ協奏曲
矢代秋雄:ピアノ協奏曲
望月京:メテオリット

今日は特に何もないので普通に行けそうだ。日本人作曲家のが多いのでわくわく半分どきどき半分といったところです。望月京は何年か前の読響の新作委嘱ので聴いたことあるけど、矢代秋雄は有名な割に聴く機会がなく、まったくの初だわ。今のようなゲンダイオンガク時代に入る前の、きちんとした作曲路線と聞いてるので、期待している。(よくみたらクセナキスがある、久々だけど、今までいいなとおもったためしがないのでこれは期待薄。好みの問題でしょうが)
あと、子供時代に憧れた中村紘子のピアノ、そういえばちゃんとなまで聴いた事ってなかったかもしれないので、楽しみだわ。
ということで、またあとで感想付け足し予定。

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(ここからつけたし)
クセナキスを投げていたため、前日より遅く会社を出、普通に地下鉄に乗った、
が、普通に間に合ってしまった。昨日がアレだっただけにショック。
と、間に合ってしまったものは仕方なく、クセナキスを聴く。昔聴いたほかのよりいいのかもしれない、が、やっぱダメ。感覚的に拒否。ぞわぞわする。小さいのが集団で集まってるの見るとぞぞぞーっとするような。うわーん。
ソリストと共に、矢代の2曲。チェロは、えー?きいてたのと違ってこれゲンダイオンガクじゃーん、てカンジでちょっと苦手系でした。歌舞伎の盛り上って三味線かきならす場面みたいなとこがあった(但し歌舞伎と違って三味線にあの激しい唄は付かない、その辺がまたビミョーで)ピアノは激しくて面白かった。中村紘子は自分が弾いてないときもいろいろ腕を振ったり動かしたりしていて、ノリノリなんだろうか、指揮者みたい?この曲のときだけなのか、それともいつもあんな?まあ、私的には結構楽しめました。しかしこのソリスト二人とも初演の人だったらしい、私の生まれる前の初演、そのころからずっと一線とは恐れ入ります・・・
メテオリット、まさに新作委嘱にやつだったのね。記憶に無かった。このての常で、楽器で色んな音を出させるのは面白いンだけど、流星の流れる音(と思う)が、私のイメージに余りにしっくり来ず(アレは絶対宇宙ではない・・・大気圏内、というか、手元あたりのひゅん、だ。地下街と岩田屋繋ぐ階段の河童噴水の音とクリソツなので、福岡では絶対受けないと思う。演りそうにはないが)、そこで引っかかったためにいまいち楽しめなかった。流れ星を遠目に見てるっぽいかんじのあたりは、キラキラしてて良かったが。作曲者が来場してて、後ろの席のおばあさんたちが、若くてかわいらしいわねー、を連発していました。

プログラムの所為もあってか、昨日は満席だったホールがちょっと寂しげ。
でも、読響の金管は今日もキレイに鳴ってて、つい昨日のことを思い出してしまうのでした。