日比谷で映画:プラダを着た悪魔

年末の評価の面談でオフィスに行くので、ついでに用事のあった友人に連絡をしたら、
映画に行くんだけどどう?ってことで、一緒にいくことに。
オフィスにいるときのランチ仲間一同なんだけど、久々だったのでタク(移動に使用)ではそれは話が弾んだ。日比谷も映画も久々なのでちょっとうきうき。
久々のロードショー映画館はとてもきれいで広い。青い小さな照明が点いてるのだがそれが徐々に消え、場内が暗くなる。プラネタリウムちっく。
予告編すらさいきん映画ご無沙汰のわれわれにはウキウキのタネ。

さて、ヴォーグで有名(鬼)編集長のアシスタントを9ヶ月勤めた作者が書いたベストセラー小説(実話と言われたが、それは否定らしい)の映画化。舞台はヴォーグをおもわせる超一流ファッション誌ランウェイ。冒頭、ださださの主人公と対比するようにキレイで細くてファッショナブルな女性社員?たちの出勤準備の様子が出てくる。ほそーくて高いかかとの靴。(当然歩いてられないから?タク通勤みたい)オフィスもぴかぴかできれい(床滑りそうでこわい)。行きかう社員たちや編集長やらのバッグやコートや中身のお洋服やら、おお!ってかんじで見てました。でも、こういうの、男の人にはあまり面白くないのではないかな。出てくる名前もそうだし。女性ならでは、で楽しめました、この主人公アンドレアみたく全くもってファッション興味なし、なタイプはどうかわからないが。
仕事が私生活を圧迫し、昔からの友人や恋人との仲がギクシャク、自分も自分を失って・・・っていう展開はとっても図式的でどうってことないんだけど、華やかなファッション、テンポのいいNYの街と対照的にクラシックでロマンティックなパリ、と画面をおってくだけで結構楽しかったので良かったと思います。女友達同士で見るにはちょうどいいんではないかな。予想通りすっきりおわるし。編集長も悪魔なばかりでもなく。

終演後、化粧室で自分の姿を見てみんなそれぞれに反省するハメに陥るのが、ちょっと欠点ですね。いやはや。