今年のラスト・コンサート:新日本フィル

新日本フィルハーモニー交響楽団 
トリフォニー・シリーズ 第410回 定期公演
12月21日(木) 19:15 すみだトリフォニーホール

指揮:小澤征爾
ピアノ:ユンディ・リ

ラヴェル:ピアノ協奏曲
(アンコール(Pf))モーツァルトピアノソナタ K.330より第3楽章
         ショパンノクターンop9-2
チャイコフスキー交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」作品13

毎度ですが感想はあとで書き足します。(→書き足したので新日フィルのサイトからのコピペは削除しました:12/23)

もともとの演目が何だったかは忘れたんだけど、今日のプログラムと出演者は当初発表から変更されたものです。ピアノでユンディ・リが出演になりました、それに伴い・・・ってハガキが来た。サントリーの定期もそうで、でもピアノがプロコフィエフだった、正直そっちが良かったという気は捨てきれないが、
まあ、ラヴェルも好きです。全然似てないのに、ついラヴェルのときにリストの方を思い出してしまい、冒頭バチーンとやられてビクンとしちゃう、毎度。今回も。
第1楽章はなんかジャジーで2楽章はひたすら美しいと思うこの曲、今回の演奏はまあまあだったのではないでしょうか、特にぐっと来るところは無かったけど。ほぼ真横アングルから見てるカンジなんだけど、見える指の動きが滑らかでキレイだと思った。若いからかしら。プロフィール見たら80年代生まれだった。ヴァイオリンだとそうでもないんだけど、ピアノだとやっぱうわ若!と思っちゃう。どこがでゴジラメカゴジラゴジラとメカラ、くらいだけど)が入ってるこの曲の後、アンコールを2曲やってくれました。愛情物語(←見てはいない)のノクターンが、とても端正で綺麗だった。
後半のチャイコフスキー、わりと淡々と進んで前半はちょっととろん、としちゃった、後半はまあまあチャイコフスキーなりに盛り上ったかなあ。私はあまり小澤さんと相性よくないのかも知れず、新日の会員やってる関係で定期的にあたるわりに、すごい良かった、と思ったのはサイトウキネンのオペラくらいだった(新日じゃないじゃん)ような気もする・・・とはいえ、小澤人気なのか超満席で、クロークがいっぱいでコートが預けられないほどだった。文化会館ならともかく他ではこんなことまずない。びっくりした。