すごく大きなエビフライ

入社時の辞令で名古屋に赴任して3年近くいた関係で、当時結構近辺を旅行した。
名古屋と岐阜や三重(伊勢とかも三重なのだ)が、ご近所だってことは、この頃実感させられた。

さてこの頃、大学の友人や地元の友人がきたりしたときに、じゃあ、ということでつれてく定番が
伊勢志摩だった。
鳥羽の水族館、なんどいったやら。
当時私はまだ、えびが食べられなかった。うえっていうかんじで。見た目的には憧れていた、子供時代から。とはいえ、社会人になって食事のときに自己主張が出来にくく、我慢して食べるうちに、徐々に肉も食べられるようになり、えびもいけそうな感じになってはきてた。子供時代と違って「可能」になったのは、だめだとあきらめた後の数年の流れの後におとなになって、若干味覚も変わっていたんだろうと思う。
ちょうどそのころ、会社の人たちと「タラソ志摩」というタラソテラピー施設のはしりみたいなとこを予約して、行くことになった。行く途中で昼を食べることになり、先輩が、びっくりするようなおおきなエビフライの店があるの、といって水族館近くの店に行った。
古い料亭?みたいな簡素な個室ばっかりの店に入って、待つことしばし。本当にわけのわからないような大きさの、開いたえびのフライが出てきて驚いた。意外とえびえびしてなかったのか、えびスキルの低い私も、無理なく食べれて素直においしかった。
今でもまだそんなにえび好きすき!!ではないが、あのエビフライはいつかまた食べて見たいと思いつつ・・・店の名前を先輩に聞くこともしていなかったのだが、ネットの海を漂ってたらそれらしき店の名前が。
「漣(さざなみ)」という店だったようです。ああ、すっきりした。しかしいったいいついけるやら。