マリー・アントワネットの結婚

てなかんじ。でした。

マリー・アントワネット
監督:
ソフィア・コッポラ
出演:
キルスティン・ダンスト
ジェイソン・シュワルツマン
リップ・トーン
ジュディ・デイヴィス

友人に誘われて、映画にいったわけです。
そんなにすきって訳でもないのに、やたら出演作品をみてる俳優っている、そのひとり
キルスティン・ダンストが主役のマリー。
ソフィア・コッポラとのコンビも初見ではない。
そのせいなのか、いつもどおりのガーリー・ムービーですね。
ふつうな女の子、普通に結婚、普通に楽しむ。
でもお姫様なので、ドレスとお菓子は超ゴージャス。

そんなに感銘を受けるような映画じゃないけど、そんな期待はしてなかったから、
まあ予想通りです。
ちょっとまたあとでたします・・・→足しました(1/30)

会社の友人にこの映画の説明をしたのですが、
淡々と進むはなしなんですよね。
で、ファンタジー性は皆無。
オルランドとかと比べてどう?とか訊かれたのですが、全く共通点がないというか、
コスチュームプレイだよ、ってくらいで。
それすら、次々替える靴は今も履けそうなミュールだし、
プチ・トリアノンの田舎生活ルックは、ヴァージン・スーサイズ(1999) の時のちょっとクラシカルな白い衣装とかぶる。(あの映画で一番のショックはマイケル・パレだが、原作(ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹)は面白かった)
そんなふうに、時代性すらもあまり感じさせないのです。
お菓子も、あまり変わらないしね。(兄ヨーゼフがつまんでたマカロンおいしそうだった)
あと、出演者の顔(主には主役?)があまりにヨーロッパ感がなく、てかアメリカンで、
いや、スパイダーマンで見たようなむっちり健康感満載ってほどではなかったので、
そこは思ったより・・・ではあったけど、いずれにしても、貴族とは結びつかず。
あまりに結びつかないので、えーっ!?という印象すらないので、
結局ストーリー通りの淡々としたガーリームービー、って印象になるんでしょうね。
バスチーユから、パリに護送されるとこで終わるのも良かった。あれ以上続いてもねー。

と、たらたら書きましたが、嫌いではありません、
淡々ばなし好きなので。あと画面がきれいなのも好き。
映画で感動したい、とか泣きたい、人にはお勧めしませんが。