今年も都民芸フェスその1・シベリウス

昨晩書きかけたのに、ナゾのエラーで消えていました。で、書き直し。
(会社のシステムでもナゾのエラー続出、ついてないのか?)

2007都民芸術フェスティバル・新日本フィルハーモニー交響楽団
2月20日(火) 19時開演 東京芸術劇場大ホール
指揮:小泉和裕  ヴァイオリン:佐藤俊介

シベリウス没後50年記念〉
交響詩フィンランディア」作品26
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
交響曲第2番 ニ長調 作品43

イベントウィーク初日?ですが、いきなり軽く躓きました、間に合わず。
1曲目はともかく、2曲目、ビミョーにだめだったのが惜しい、ホール入り口で、はじめのところだったのが聞こえた・・・
まあ、2楽章から立ち見で聴きましたが、この曲の1楽章(しかも導入部)がすごく好きだったので・・・うう。

ことしの都民芸術フェスティバルのラインナップのうち、
曲目では今日が一番好きでした、どれも好きな曲。
聞けなかった部分は残念ですが、聴けた範囲ではどれもまあまあよかったです。
平日なので満員でこそなかったようですが、客席ほぼ埋まってて、
でもなぜか3Fは、圧倒的におじさんが多かった、おじさん仲間で来てたりとか。
(帰りのエスカレータの様子では、1Fはそこまでオジサン率高いってかんじではなく、あくまで3Fだけなのかも)

ヴァイオリン協奏曲は、聴きそびれた冒頭が、氷をひっかくようにきっついかんじの演奏が好きなのですが、
(そこは聴いてないからわかんないんだけど)今日の方は、どっちかというとあったかめな感じ。
でもまあ、これはこれでよしかな。オケともあってたような気もするし。
2番は、引っ張るところはすごく引っ張ってくれて引き込まれたが、途中ちょっと緩んだかなーってとこがあって、
そういうとこがだれてしまったけど、全般的にはこの曲なりにいい演奏だったと思います。
後ろでも書いたけどやたら音が聴こえて来るので、金管がどうも耳につくというか、
荒いかなあ、という気がしてなりませんでした。
北の冷たい空気感が欲しいので、ザラつくのはちょっと違うんだよなあ。つるんとしてほしいというか。
キン!としちゃってるとこも結構あったし。
そこさえよければもっとよかった。
でも隣の席のおじさんたちは大満足してました。芸フェスに珍しく?アンコールなしだったけど、
「アンコールなしでも今日は大満足だな」と語り合ってた。よかったね。

演奏とは関係ないが、普段トリフォニーで正面から見てて、あまり全容がつかめない新日のメンバーが、
3Fですごく上からなので、満遍なくみえて新鮮でした。
しかし、よくいわれるけど、ここの3Fって異様に音がクリア、物凄くよく聴こえる。
定期で持ってる都響の席(2F奥)よりは確実に聴こえます。
PAとかいう噂もあるけどまあそれはともかくとして、ちょっとミョーな気分。距離感とズレてて。

ところで、芸術劇場の3Fは尋常でなくキツイ(最後の階段がなんかもう)ので、気をつけるよういっておいたのに、
友人はギリで間に合う時間についちゃったらしく、猛走して、最近にないほど汗をかいたらしい。
私が席についた2曲目終了後にもまだ余韻(気分的に?)があった・・・
そのうえ終了後、湘南新宿ラインの終電(早い時間だと間違えてた)で焦ってて、
お茶程度でそそくさとお別れ、次回は休日設定なのでゆっくりしようとお別れしました。