今日はよかったスクロヴァ&読響

読響 東京芸術劇場マチネーシリーズ 第88回
4/22(日) 14:00
指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ドヴォルザーク/ 交響曲第7番
◆ スクロヴァチェフスキ/ミュージック・アット・ナイト
ストラヴィンスキー/組曲火の鳥〉(1919年版)

振り替え先プログラムです。
(読響HPどうにかしてよ・・・シリーズプログラムから進むと終わったやつしか見れません・・・)

月曜のブルックナーがアレだったので、ちょっとmぽやっとした気分ではあったのですが、
結果的に、ずっとというきあ、全然良かったです。
スクロヴァさんは、ブルックナー指揮者のひとりという位置づけできいてたので、余計にうーむという
感想だったとこもあったけど、こっちのほうがあってるのでは?という気にもさせられ。

月曜にははちはちの満員だった芸劇ですが、この日は普通にわりと入ってるな、というかんじ。
1曲めのドヴォルザークは、8や9ほどには聴かない曲だったのですが、端正でキレイなメロディーが
きちんとでていて、いい感じで聴けました。ドヴォルザークを聴いてるときにありがちな、きゅんとしたかんじの感情的盛り上がりはなくて、結構淡々と。(この淡々としたあっさり感は、結局この日の全プログラムを通した印象でもありました、ブルックナーもそうだったのかもしれない、演奏ががちゃ¥だったので受け取る側としてデロデロになってしまいましたが)
音量はやはり大きめですが、この間見たくうわって風ではなく、良く鳴ってるなあという印象。音量はそうはちがわないだろうから、つまりは演奏の出来で、うるさい、迫力がある、の差が出ちゃうのかもしれない。
この日は気になるミスは多分なくって、安心して身を任せて聴くことが出来ました。ホルンも、あ、あそういや火の鳥にソロが、やば・・・と焦ったけどきれいに出てたし。クラリネットのソロも美しかった。全体のバランスも良かった。
2曲目自作は、流石に慣れてるのか流暢な感じ。ゲンダイオンガクの時代のものかもしれないけど、古いせいもあるのか、聴きやすい曲。ハープの使い方が力強くておもわずじっと見ちゃっていた。曲としてはあまり印象深くはなかったんですけど(すみません)。
さいご、火の鳥はかなりーのあっさり、最後のところ、踏みしめるような感じでやる演奏が最近多かったので、かえって新鮮。子守唄がとてもとても流麗で美しかった。
というわけで、満足しました。月曜の就任披露公演は(頭の中で)なかったことにして、スクロヴァチェフスキさん、これからよろしくおねがいします!