六本木美術館はしご

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週末の土曜。
友人と六本木の国立新美術館へ。開いてない時間に通りかかったことは何度かあったが、
そこに行ったわけじゃないのでルートがよくわかってない、でもばたばたしてて調べないまま週末に。
とりあえず適当に大江戸線で六本木に出たら、ミッドタウンで、美術館もすぐだった。案内があったので楽勝・・・東京って親切だよね。

その1
国立新美術館開館記念
「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産 Claude Monet:L'art de Monet et sa postérité」
会期:平成19年4月7日(土)~ 7月2日(月)
http://monet2007.jp/

クロード・モネ(1840-1926)は、「眼」の画家として、自然の光と色彩に対する並外れた感覚と、それを画面に表すたぐいない技量をあわせもった印象派の巨匠です。
本展では、フランスのオルセー美術館をはじめ、アメリカのボストン美術館メトロポリタン美術館など、国内外の主要コレクションから集められた約100点のモネの名作を通して、その魅力をかつてない規模で紹介します。(上出HPより)

混んでるかと思ったけど、20分待ちとかで、このてのではかなりちょろい。
中もそんなにはきつくなく、さくさく見れた、が、途中で挟んでた現代美術コーナー、それ自体は面白い展示の仕方(リキテンスタインくらいしか楽しくは無かったけど)とは思いましたが、その小コーナーに入るあたりが入り口が小さいために滞留して、本線(モネルート)を乱してるとことかあったのは惜しい。でも、ごちゃごちゃしてて暑苦しそうでも、床に穴が開いてるとこから涼しい風がくるので、そこに逃れて涼めたのはかなりの高得点。
展示方法は、時系列ってのが普通には多いと思うが、今回テーマ別カテゴリわけみたいになってて、同じカテゴリながら若い頃のと年取ってからのが並んでたりするのは面白かった。

それにしても、モネは私も好きだが日本人も好きなだけあってよく展覧会があります。で、オルセーで見たのとかも確かに多いんだけど、いちばん見たのはマルモッタン美術館展でかなー、なんて思ってたら、となりにいた老夫婦の奥さんのほうが「マルモッタン展でみたのばっかりだわ」と・・・あと、日本のどっかで所蔵してるのも多いんだけど、どっかのおじさんが奥さん?に、ほらこれは大原美術館、これも日本のXX美術館・・・とかいちいち言っていた。美術館って、説明好き多いような気がする。

その2
サントリー美術館 開館記念展I「日本を祝う」
会期:2007年3月30日(金)~6月3日(日)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/07vol01iwau/index.html

サントリー美術館の開館を記念する展覧会は、<祥>・<花>・<祭>・<宴>・<調>という祝祭性にあふれる5つのテーマで構成され、館蔵品約150件により、会場全体で生きる喜びを伝えます。また、初の御披露目となる新美術館の建築や展示空間は、個々の館蔵品から新たな魅力を引き出すでしょう。その展示の斬新性そのものもこの展覧会のみどころと言えます。春は、まさに花ひらく季節であり、同時に迎える《東京ミッドタウン》エリアのグランドオープンとともに祝福のムードを盛り上げます。(上出HPより)

ミッドタウンで店見てたら、サントリー美術館が空いてる様子で8時まで開館ということだったので、予定外ながら入って見ました。結果、あたりでした。展示もあれだけど、この美術館、いいかんじです。途中の休憩スペース、かなりいいです。あそこだけでもまたいこうと思う。
展示は、日本的なきれいなものいっぱい、なんですが、今回楽しかったのは、屏風や巻物に書かれた絵物語。花見やら、ネズミの嫁トリやら、女性の娯楽やら、12ヶ月のイベントやら・・・風俗が、おもしろいよ。そしてどこにでもいる酔っ払い・・日本人て昔から、でろでろ酔っ払いを生ぬるく見守ってきたのね。。。いや笑えましたが。
陶磁器では、有田も多かったけど意外なほど色鍋島が多くて、さすがキレイだった。
売店のグッズもいいかんじだ、チョイ高かったけど。併設のカフェは、なぜか不室屋。お麩・・・

このあと、巨大社食みたいなokawari.jpで軽く食べて、入り口がどこー?ってかんじでちょっといらついたリッツカールトンで軽く飲んで帰りました・・・チャージが2500円といわれて、お、高い、でもまーしょーがないかと思ったのですが、ラウンジでちょうど演奏があってる時間だったようです。
天井が高くてわりと居心地良かったので、だらだら喋っていたら遅くなってしまった。かえりに化粧室に寄ったら、個室に忘れ物のフェンディのバッグが・・・ラウンジのおねーさんに届けて帰ったけど、バッグ忘れてどうやって帰宅したんでしょう、そのひと・・・