予定外で都響・芸劇

また久々に全消えでがっくりです、ツイてない連休。
ってことで書き直し。。。

連休は高知の海で潜る予定でした、国内はせいぜい沖縄までだったので、
ドキドキわくわくだったんですが・・・それどこじゃないこの台風、
もろ進路、で潰れてしまいました。

で、連休の予定は、この日にしか出来ない・ことを満遍なくやると言う目標に変更。
その一環で、14日発売のバッグ買いにいってみたりしたんですが、買えなかったけど。
あと、エルメスのセールも14日。
デパートのセールも14日あたりから第2期(商品が継ぎ足されたり、再値下げになったり)なので、
折角なので回ってみる。

なんてことを午前中やってたせいでどっかり疲れ、やっと席について足を休めた途端、
だらー・・・っとしちゃったのか・・・前半寝ちゃったコンサートです。
(定期だけど行けないと思ってたけどこれは行けるようになったので良かったんだが・・・)

都響東京芸術劇場シリーズ「作曲家の肖像」Vol.65 <ドヴォルジャーク
2007年7月14日(土)14:00開演 東京芸術劇場

指揮:レオシュ・スワロフスキー
ヴァイオリン:エリック・シューマン

弦楽セレナード ホ長調op.22
ヴァイオリン協奏曲イ短調op.53
交響曲第7番ニ短調op.70
アンコール:チェコ組曲より、第2曲「ポルカ

7/31追記↓(一週間以上立っちゃったからかなり忘れちゃったわ・・・)

さすがドヴォルザーク、ってかんじでどれも豊かに感情的な曲です。
この辺のメンタリティは日本人にも通じるところがありなんじゃないかと思うんですが、
なかなか共感度が高く、惹きこまれます。
上述の通り前半は寝てたんですが、寝てても音は聴いていられるという特技?のおかげで、
モンやリとは聴いていました。(こういうときは受動的には全てやれてるがACTIONが起こせないだけ)
演奏としては、激しいところもあるんだけど全体的には淡々とした端正な印象。ぐおっと盛り上がるぜ、わしわし、って風ではなし。(早かった?せいもあるのか)
弦セレからはじまるプログラムは、都響の弦の美しさがよくでていて、アンコールの最後まで楽しめた。
時々ドキドキな管(というか金管)も、この日はわりと安定してたし、うまいんじゃない?とまで思うところまでもあり。

苦手作曲家プログラムの時にはうーんとか思うけど、このシリーズ、プログラムを同じ作曲家で組んでるだけにいいときはその流れがすんなりとよりいい感じに続いて、あたりな演奏会になることが多いと思う。で、あまり聴かない(コンサートで)ような曲がとりあげられてて、その良さをじっくり感じさせられることも良くある。
この日は多分アタリ日で、前半寝ながら聴きのくせにそう思うのは、後半の7番がかなりよかったからです。という、7番。8番が一番好きで7番はあまり印象にものこってなかった。反省しました、なんてキレイな曲だったんだろう。
やはり弦がとても美しく、あっさりめながら心を動かす旋律でした。いつもより大丈夫な金管も、音をがんがんに出してて、いやほんと早かったんだけど頑張ってるみたいで、ひき込まれるうちに収束、最後はじーんとさせられました。意味もなくちょっと涙。
アンコールは、スラブじゃなくてチェコ、ちょっと物悲しいけどこれまたキレイな曲でした。

この日のいろんな損した気分(・・・)がかなり解消されたいいコンサートでした。よかったコレがこの日のイベントの最後で。都響はこのシリーズしかとってないので間隔があいちゃうときはあくのですが、もうちょっとマメに聴いとくべきかも、と思った。インバルの定期とか?検討しようかな。