新日フィル・チェロコンまた聴きそこね。(先週末金曜のですが)

新日本フィル・第418回定期演奏会(第1夜)「別れと出会いを想うとき」
7月27日(金)19:15 すみだトリフォニーホール

指揮:クリスティアン・アルミンク
チェロ:ソル・ガベッタ

ジャノウ:新日本フィル委嘱作品(2007)(世界初演)
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調op.85
アンコール(VC)ヴァスクス:チェロの為の本
ベートーヴェン交響曲第4番変ロ長調op.60

この日を最後に、オーチャード→トリフォニーに移って以来ずっとそのままにしてた席を移り、
第二夜に変えます。
周囲の定期の面子もいろいろ変わったなあなんて思いつつ。

でもまたもや間に合いませんでした。着いたらチェロコン終わりかけ。とほほ。
好きなのに、縁が無いのか、去年のN響定期であったのもいけませんでした。
この日は終わりかけ、ではあったので、終わりのあたりは外のテレビで見る。
いい曲だよなあ・・・そしてなぜかこういう美人の女の人がドレスでチェロ弾いてるとかっこいい。
この曲で特にそう思うのは、デ・プレの映画の印象のせいか?
で、アンコールは聴けたのは不幸中の幸いでした。
途中で歌いだしたのでびっくりした、が、面白い曲ですごくいい演奏でした。風の音みたいなのが、なんか和風で新鮮。

後半、ベートーヴェンはまあそれなりに・・・淡々と聴けました。
相変わらず感情的には動かされないけど、眠気もなく聴けるだけでも昔に比べて自分も受け入れ口が広くなったのか、耐性がついたのか・・・
第3番《英雄》と第5番《運命》という“ふたりの北欧神話の巨人に挟まれたギリシャの乙女”と評されるらしいが(確かに前にもみた表現かも)、うーんよくわかりません。
でもタイトルなしにしては聴き始めると、あ、これか、ってわかるあたりは、さすがベートーヴェンの曲、なんだかんだいってもメジャーだなあと感心。演奏としても別に悪くないと想うんですが、どうしてこう、というか、やはり特に新しい感慨も沸きませんでした。
この日の最初の、委嘱作品ていうのはどんなだったんだろう、気になった。

隣の人たちは今日も悪口三昧だったが(JTアートホールとそこの出演者のハゲぶりについてひとしきり・・・)まあ、これで最後、二度と会わないだろうし、と思いつつ・・・次回からの席、周囲が無難な人だといいなあ。ヴィトンのバッグがまた新調されてるし、お金持ちっぽいのになんでこの品性なのだろうと最後まで嫌な気分でした。