2008年コンサート初めはブルックナー

1月12日(土) 開演 6:00 PM NHKホール
N響 第1610回定期公演 Aプログラム

モーツァルト交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ
ブルックナー交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンチック」(ノヴァーク版 1878/80年)
指揮 ヘルベルト・ブロムシュテット

・・・でも、プラハは聴かず(正確には最後の方だけ外のモニターで聴いた)、タイトルどおりブルックナーを聴いてきました。
朝から病院だったのだけど、一旦家に戻って宅配の荷物受け取ったら、もう寒くて出かけるの面倒になっちゃって・・・布団にむくぬくくるまって結構悩んだけど(モーツァルトいらないし)、結局、そうはいってもブルックナーは聴きたいし、ブロムシュテットさんではどうなのか気になったし、定期会員向けCD貰ってこないとなあとは思ってたし、8時に終わるからそのあと池袋はバーゲンいけるし、とかいろいろ考えて出かけた・・・頃にはもうプラハには間に合わないのでした。というか、年の初めはブルックナーのほうがいいとか考えたり。

とかなんとか迷いに迷って寒い中でかけたんだけど、結果的にどうかってーと・・・微妙なブルックナーでした。冒頭のホルンが外さないか、どきどきしつつ聴いて、良くはないがまあ許容範囲って感じで収まったのホッとしたらそのあとがもうぐだぐだ。つられたのかなんなのか、木管群もへろへろ(さすがに木管までこんなのは初めてで動揺した)1楽章はかなり後悔しました。
その後もホルンはう~ん・・・という調子でしたが、まあ少し持ち直して揃ってきたのか、なんか牧歌的でああこのひとはオーストリアのひとなんだよねーと思わせる山岳ちっく(ハイジとか連想)な曲調を感じさせられたのは思いのほかいいかんじだったし、3楽章後半~終楽章にかけてちょっと体にじーんときたとこもあったので、全くずっと悶々してたわけじゃないんですが、そうはいってもブロムシュテットさんだしどうかな、と期待してたほどには全くいってなかった。弦は良かったと思う。緩急の調子もいつにないかんじで(でも急なとこにオケがついてけなかったのか?)面白かったし。2日目は良くなるんだろうか?後半は前半よりは良かったような気がしたし・・・心なしか。
N響、来月もブルックナーやるんだけど(指揮はミュンフン)行くか悩むところ。

来週ブロムシュテットさん本領?のシベリウスなんで、それはなるべく聴きに行って、
このもにょんとした印象を取り返そうと思う・・・チケット売り切れてなきゃだけど。

ところでこの日のプログラム、2時間越え(見ればわかるか)でした。N響にしては超長い・・・いったいどうしたんだろう。お陰で池袋のデパートは15分で2件回りました。閉店後に会計になっちゃったのに快く在庫探してきてくれた西武のおねえさんたちありがとう。