この方のお名前がわかりました、それは・・・『愛』!

旅行や帰省で飛行機を使うとき、往路と復路でなんとなく、キャリアを変えることが多い。
昔と違って機内に雑誌もないし、せめて機内誌やオーディオや機内販売が違ってるとすこしは紛れるというか。
で、なんとなくですが、機内販売はANAのほうが欲しいものが多い、が、
オーディオはJALがいいことが多い。(機内誌はどっちもいいときはいい、浅田次郎の連載が好きなんだけど)

今月は都合2回ずつ搭乗したわけですが。
オーディオは、主にクラシックを聴いてます。他はイージー・リスニングと洋楽、と特集の。
今月、両方で南米音楽やってたんですが、ANAのはちょっとなーというかんじでした、パーソナリティーもやってたらしい歌手の女の子?がへた・・・ボサって、下手とかないかと思ってたけど、いやこれはないだろうという・・・小野リサ、偉大だったんだ。ときどき彼女の歌が入っちゃうので、他の曲もJ聴けなくなってしまった。JALのは宮沢和史選?で普通によかっただけに、かなり脱力。
JALイージー・リスニングのPGMを機内誌と連動させてたのも面白かった。時間の都合であまり聴けなかったけど。

が、今月はなんといってもクラシックです。
JALの6月のテーマは「2008年に記念イヤーを迎える作曲家たち 」
曲目は以下。
http://www.jal.co.jp/inflight/dom/06/audio.html#classic

別にたまたまなんですけど、リムスキー=コルサコフからはじまりプッチーニで終わる、
そのすべてが、好きな作曲家じゃないですか!いや正直マクダウェルはそれほどでもないが、この曲は良かったし。
「舞踏会の美女」!!なんて子供の頃からの好き好き曲だし、トゥーランガリラもこんなとこで聴けるとは!
そしてプッチーニ、「トゥーランドット」 のなかで一番好きなのは、この、リューの「氷のような姫君の心も」。
歌いきって、自害するときの群衆の「ああ!」のところでは私も声を上げたくなる。
このプログラムでは切れてるけど、引き続きのカラフ父の「リュー、リュー」というくだりなんて、泣かない人がいようか・・・
頭の中でついそこまで再現されちゃって、ついまたうるうるしてしまった。
で、このあと、オペラでも唐突にくっついてる感のラストの曲が今回もついてたんだけど、
問答から最後の大団円までやってたので、プログラム的にも収束感があった。
この最後の曲、性急でいろいろアレなところはあるが、トゥーランドット姫の回答のところ、特に「Amore」の、
急に高くまろやかになるあの感じは好き。リッチャレッリいい感じで歌ってました。
超ベタなのは、オペラだしまあよしとしてください。