コンサートウィークその2:N響定期

9月、休み明けのN響です。引越日ですが、時間が予定より前倒しになったため余裕で行けました。が、引越疲れ(引越し自体はらくらくパックで楽勝だったのだが、前日というか当日朝ぎりぎりまで寝ずに片付けてた)でぐったり。引越後に見つからないと大変だからとわざわざ先にちぎってたはずのチケットもなぜか見つからず、受付で仮券貰うことに・・・(結局翌日のチケットと一緒のとこに入れてた、のを翌日発見しました。なんか最近ぼけてる・・・)

NHK交響楽団 第1627回定期公演 Bプログラム
9月24日(水)19:00 サントリーホール

指揮:タン・ドゥン
ピアノ:小菅 優

バルトーク / 舞踊組曲
タン・ドゥン / マルコ・ポーロの4つのシークレットロード -オーケストラと12のチェロのための(2007年版)[日本初演
タン・ドゥン / ピアノ協奏曲「ファイア」(2008)[日本初演

タン・ドゥンはむかーし東響の会員時代(記憶があいまいなんでべつのとこかも)にも何度か聞いたことがありあるいみ馴染みはあるんだけど、なんかあまり面白くない。客席の皆さんここで声出してね、的な参加型もあったのに(けっこうそういうのがあると親しみがわく単純な私)、なんでだろう。唯一いいなーと思ったのは、グリーン・ディスティニー(いまいちな邦題だよなあ)のサントラくらいで。
でもまあ、久々なので、初心に帰って聴いてみました。・・・しかし、やはりあまり好みの曲ではなかったみたい。
マルコ・ポーロは、まあシルクロードだから違うのかもしれないけど、ちょっと海に出たっぽい感じのとこがあり、そこだけはっとするような気分のよさがあったが他はあまり。ファイアは・・・タン・ドゥン
本人が曲の前に解説つけてくれてたけど、やっぱピアノコンツェルトって難しいんですね。たとえが悪いんだけど、ガスコンロ点火するときにひねると火がばっと点くんだけど、うまく点かずに消えちゃう、あれを思い出す出だしで(火なことは火)、そのあともまあだいたいちろちろとろ火でした。まあ、私自身疲れてたので、疲れてるときに現代音楽ってどうかなとも思うし、別のコンディションのときだったら、印象違うかも。となりのおじさんたちは、なんか東洋的だよねっていってました。
という、後半2曲にくらべると、新しいとはいえバルトークはやはり古典的な美しさがありますね・・・