珍しく前説も聞けました・新日定期&かずやで敗北

5月30日(土)15:00 すみだトリフォニーホール
新日本フィルハーモニー交響楽団
226定期演奏会 「指輪の魔力」

ワーグナー 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲
ベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15 *
アンコール(Pf)バルトーク・チーク地方の3つのハンガリー民謡
ワーグナー楽劇『ラインの黄金』より「ワルハラへの神々の入城」
ワーグナー楽劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行
ワーグナー楽劇『ジークフリート』より「森のささやき」
ワーグナー楽劇『神々の黄昏』より「自己犠牲と救済の場」

指揮:クリスティアン・アルミンク
ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ *
*都合により、ソリスト及び曲目が上記の通り変更となりました。

寄り道したので、時間が余裕で、珍しく前説に間に合いました。
指環ばなしで、この日に演奏する4曲周り中心に解説。隣の席の女性がいちいちうんうん、ほお、とか合いの手を入れるので、どんなお年寄りかとおもったらそこそこ同年配+α程度、でもあんなに感心されたら解説のしがいもありか。
しかし、その隣の女性2人もいてたけどなぜかねむい昼下がり。眠気半端なく襲います。
この日は高等テクニック、寝てるけど曲は聴けてるよ(でもはたから見たら熟睡でしょうよ・・・しかし授業にも対応できますノートはとれませんが)バージョンでかなり寝てしまいました。
オランダ人はまあまあ、これも、後半のリング4曲も、なんかおっとりというかゆったり系、邪悪なとこがあまりない印象の演奏。オランダ人は怖い話としてワーグナーのことよくわかんない小学生時代からそこはかとないホラーな存在だったので、ちょっと物足りない。出だしの金管がちょっといけてなくて、それひきずちゃったかも・・・リングの4曲は、やはりオペラから曲だけとってきちゃうと物足りないですね・・・ああ、歌がない、という・・・曲だけ切り離されているので、いつもは思い出さないいろんなことが思い出されてしまった。高校時代ワルキューレ歌いながら美術の先生のまわりで地獄の黙示録ごっこをやったなあとか・・・いやー、オペラ見てる時はさすがに思いださないんですが。とはいえ、曲切りだし系はそれなりによくあって、ジークフリートの葬送はやはり泣けます、ブリュンヒルデの自己犠牲(これは今回あり)とともに。これもオペラの記憶あってこそ、増強されてるからというのもありですが。
後回しになったけど、ベートーヴェンはやはりだめかもなあという印象を強くするばかり。演奏はうまかったんでしょうが。アンコールは良かった、知らない曲だけど面白い、ちょっと現代風、と思ったらバルトークだったんですね。こういう、知らない曲やってもらえて、それがいい曲だとアンコールはすごくうれしい。

ところで、どうせ出かけるしなあと、昼前に日比谷のかずやに寄りました。煉が食べたかったんです、星野村の新茶?バージョンだと言うし・・・
11:30開店、11:00を目指したんですが出遅れ11:15ぴったし着。でもあまり並んでいなくて、10人以内には入ってる。なんか買えそうな気分に。
しかし甘かった。最初の数人それぞれ時間が結構かかって、途中から、予約の人優先らしいからと予約で後から来てた人の引き取りを進め、それからまた順番に戻り・・・12時ごろに自分の番が回ってきたのですが・・・煉は売り切れていました。
それはそれで仕方ないので練り菓子3個入りを購入。そういえば途中から進みが若干早くなったけど、あそこで売り切れてたのかも。
私の後ろにはゆうに2,30人の列。みんな、煉はもうないけどいいのかなあ、それでもまだまだなこの列を待つのか。
私のしばらく後ろに饒舌な男性とその奥さんとそのいずれかのお母さん、のような3人組がいて、煉買える気満々だったけどがっかりだろうなあ。気が大きくなってて、××さんにも一つ買っていってあげようか、あと△△さんにも、○○さんにも・・・と気が大きくなっていたようだけに・・・(とはいえもし彼らが買えててもそういうのはどうかと思ってはいたが・・・この限定の大行列でそれはねえ)
次回はまた予約します、か、もっとずっと早く並ぶか・・・
とりあえず、気分が沈んだので堂島ロールを買って、三越で日本工芸展陶芸部会を見て浮上させました。