冥王星なしに戻りました・惑星

昨日の夜はスタンバイだったので、うだうだおきていたのですが
ちょうどコーラスラインがあっていたので、ちょっと頭からじゃないけど観ました。
ちょうどよくCMでやってる、だだだだっだっだっだ・・・ってオーディションでがしがし踊らされてるところから。
ちょっと古い映画になっちゃったけど、やっぱ本場ブロードウェイ、うまい、足のぴんとしっぷり・・・
知らなかった歌も意外とイイ。バレエのうたとか。

第484回定期演奏会
2009年7月 6日(月) 19:00 サントリーホール
指揮:パオロ・カリニャーニ
ピアノ=清水 和音
合唱=国立音楽大学合唱団

ラヴェル
 ピアノ協奏曲 ト長調
ホルスト没後75年》
ホルスト
 組曲〈惑星〉

曲のせいだろうか、カリニャーニさんも結構人気もあるようだしそのせいなのか、
最近の定期にしては結構席が埋まっています。
しかし気になるのが、その埋まり具合。
先月?だっけかはみょうーに親子連れが多く、今月は年配の方々。(N響定期並みの多さになってた)
読売だけに、余りチケットをプレゼントとかしてばらまいているんじゃなかろうか、という疑念が・・・
考えすぎだろうけど・・・

ラヴェルは相変わらずの軽快な感じで、そつなく弾いてるってかんじでした。
メインは惑星でしょうか。
昔読んだ何かの本に、ホルストは女子高のセンセイだったから、後世の演奏団体がどんなになけちゃう(金銭面で)か考えもなく、最後の最後にほんのちょっと女声をぜいたくにつかっちゃってるんだよ、という説明があったんですが、ほんとさいご、すこし。しかも舞台裏手で贅沢な使用です。
そして、久々にコンサートで聴いてはっと思ったのですが、これ、惑星の並び順じゃないのですね。
なぜかそんなふうに勘違いしてて、最初の曲を聞いて、あれ、これのこと金星だと思ってたよ、まちがえてた、なんて思ってしまったが正しくは最初の曲は水星じゃないんですな。でも最後は海王星。不思議な並び・・・その最初と最後の曲が子供時代の私は好きでした。いまも結構そうかな、と今回再確認。印象的で派手なのは木製ですけどね。
演奏は派手で華やかで、満足です。海王星の幻想気分がちょっと希薄な感じもしましたが、ノリノリ(恥ずかしい死語ですけど)で聴いていました。激しいところが特によかった。
あのジュピターの大ヒットの印象に上書きされたようで、子供時代の惑星原体験だったTVの映画枠の主題曲になってたのがどれか、思い出せなくなってたのはちょっとショックでした。