秋・コンサートシーズン!N響の快速7番

9月9日(水) 開演 7:00 PM サントリーホール
NHK交響楽団 第1652回定期公演 Bプログラム

指揮|クリストファー・ホグウッド
ピアノ|クリスティアン・ベザイディンオート

ベートーヴェン / 序曲「コリオラン」作品62
ベートーヴェン / ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92

8月は毎年オフになりつつある・・・おかげで、ずいぶんと久々感。
でも秋のコンサートシーズンが開始です。
まずN響ベートーヴェン・プロです。

ベートーヴェンは苦手、やはりのれません。しかし、ぴきぴきした歯切れのいい演奏。くっきりめりはり、なかんじで1曲目から期待。(後半が唯一好きな7番なので)
ピアノがいつもは横向きなのに、正面でソリストがこっち向く状態の並べ方で、ちょっとどきどき。
のりのいいひとで動きがいい。しかしこの曲がやはりすきじゃないので、1楽章目はねながら聞いてしまいました、すみません・・・やはりベートーヴェンは要注意だ。
7番は早い早い調子で、楽章間の途切れがあまりない感じで繋いでいきました。合間に咳き込もうと構えていたのをすかしをくったせいなのか、なんだかランダムに大きな咳が入って邪魔(押さえるとか、またはB定期は会員ばっかりらしいからきっとわかってるだろう音が大きくなるとこ狙えよ、とか思ったり・・・)でも、この調子のよさが、前半でも感じた力強さとはっきりくっきりの勢いのいい音で、とってもノリがよくて楽しかった。快速ぶりに呑まれてか、4楽章では咳もなくなってた。4楽章あたまでは、おっと振り落とされちゃう?なんて印象のとこもありましたが、オケもホグウッドさんの走りにうまくついてってて、力はいってるかんじのいい演奏でした。
演奏後の反応も、あのいつも気力のないB定期と思えないほど盛り上ってました。終わったあとも暫く余韻が残ってました。楽しかった。

休憩時間の男子トイレが、毎度ながらの超行列。改装前は逆だったけど、改装時に女子に回しすぎたのでは・・・