今年もウィーン・フィル

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今年はベルリン・フィルは来てくれませんが、ウィーン・フィルはやってきます。

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2009
ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2009年9月20日(日) 14:00開演

指揮:ズービン・メータ
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ウェーベルンパッサカリア op. 1
ウェーベルン管弦楽のための6つの小品 op. 6
ウェーベルン:9つの楽器のための協奏曲 op. 24
ブラームス交響曲第4番 ホ短調 op. 98

アンコール・ヨハン・シュトラウスⅡ :シトロン(レモン)の花咲くところ

9つの楽器のための協奏曲・演奏者
Vn フォルクハイム・シュトイデ
Vn トバイアス・リー
Pf ギュンター・フォーグルマイヤー
Ob クレメンス・ホラック
Cl ダニエル・オッテンザマー
Hr ラルス・ミヒャエル・シュトランスキー
Tp ハンス・ペーター・シュー
Th ディートマール・キューベルベック
Pf ライナー・コイシュニック

今回は演目と曜日でこの日を選択、ウェーベルンはあまり聴く機会がなかったので楽しみでした。
席がRのサイドなので、それぞれの楽器を演奏してるとこがよくみえて、かなりいいかんじ。
とはいえ、いつも(というと違うのかもしれないけど)と逆で、右寄りに管や打楽器、左に弦群が配置されてて、管がさっぱり見えないし、音のバランスは微妙だったかも。真下のハープの人が時計をしてるが妙に気になったり。
ウェーベルンは客が慣れてないせいなのか、ちょっと緊張して聞いてるムード。演奏も緊張感のあるきりっとしたものでした。それぞれの楽器がとても響いてきて、9つの楽器なんて小さい構成なんだけど、すごい満足感があり。思ってたより穏やかで普通に綺麗な曲なのねと。
後半のブラームスは、流れるように終わってしまいました。軽めだったかなあ。ソロがあるとこもどこも安心なのはさすがのウィーン・フィルですが。というか、演奏はうまいですよね。情感が薄めというかなんというか、いつもよりまったりまろやか感も控えめ?かなあという印象。前半に注力しちゃったのか。アンコールのほうがノリはあったかな。

下手に舞台脇だったせいで、コントラバスのサンタみたいなおじさんとか、ピッコロのおじさんが大柄な体で激しいフリで演奏してる姿(フルートやってるときはそんなでもない)にやたら目を奪われちゃって、ちょっと今回音楽への集中度が足りなかったかもしれません・・・ピッコロのおじさんには、ほんとうに心奪われました。どうしたんだ私・・・

拍手に応えて出てきたメータさんが、コンミスの女性(すごく小柄に見えた)を連れてきたのですが、デビューシリーズ?だったらしい。今回、とても面子が若返りしてるように見える(主に頭上から見た頭髪の印象ですが・・・すみません)ので、いろいろ、音も変わってるところなのかな。