ブルックナー分補給

定期の10月がいけるかわからないから、、振り替えできないかなあなんて思ってたけどさすがに大甘だった。でも沖縄からもどってきてるしスケジュール的にはいける・・・!まあただ、当日券でるとは思ってたのですが、早くいけるか判らないし確実に聴きたいので、オクで購入。さすがに人気ですね・・・

ということで、旅帰りの会社帰り(結構しんどかった)で、アークヒルズへ。
今月、サントリーばっか。

読売日本交響楽団 第518回名曲シリーズ
2009年9月24日(木) 19:00開演 サントリーホール

指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ピアノ=アンドレ・ワッツ

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番
ブルックナー: 交響曲第9番

なんだか異様に男性・・・しかもよくある会社帰りサラリーマンじゃなくて妙にラフな服装の男性が多くてちょっとびびる。(特に来年3月のオペラシティ特別演奏会チケットの列が顕著にそんな感じ)スクロヴァさん&ブルックナーの威力だろうな確実に。まあわたしもそうではあるんだけど。
といった客層のお陰か、整然とした客席の反応で、フライングもなく余韻も静かです。
前半、Pコンは私は最近で2回目、そこまで演奏多いとも思えないのになあ。しかしこちらの演奏の方が好み。音がよく迫ってくるというか、濃い感じで。1楽章こんなにピアノだけでやってたっけ?と思いました、前回のは印象がなかったのか・・・もともとまあベートーヴェンだしと思って流し気味に聴いてるせいもあるんだろうけど。
で、後半。オケが倍増していよいよブルックナー。出だし、ちょっと管よれてるようーん、とか思ってたらいきなりどばーんときて、もうそのまま、その後は浸って聴きました。音の小さいとこは不安定な印象が出ちゃうし、大きいとこはすごい大音響だけど雑感があるとはいえ、概ね緊張して聴けてときどきどきどきして、やはり聴けてよかった。9番は泣けるとこがたくさんあるので、ちょっとうるっときたりもして・・・しかしものすごいミスってのはなかったけど、各楽器のソロっぽいとこは常にドキドキしました、こういうドキドキはなくてもいいんだけど、まあ結果的にはセーフの範囲でいいかなあと。爆音楽しかったし。弦はきれいだなあと思いました。しみじみ。しかし9番はほんといいですね、4楽章構成で出来あがってたらどんなだったのだろうなあ。
演奏は、勢いが圧倒的で、金管がほんとにもうこれはどうよってくらいの音量で激しいことこの上ないので、綺麗って方向ではないのですが、これはこれでそのなかに呑まれてもいいや、と思える良さがあり、よかったと思います。ぶるっとくる感じではないけど、いろんな意味でドキドキしっぱなしで。

月末に定期もあるのですが、つい来年の8番はどうかなと先のことを考えてしまう。定期の会員なので買わないけど、オペラシティいいなあ・・・あそこで聴けたら、天国感確実にUPな気がします。