今回2回観ちゃった「ヴォツェック」

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セットで買ってたのを失念して、2回行く羽目に・・・短いのでまだよかった、体力的に。お財布的には痛手。
若杉さんの指揮の予定だったんですよね・・・

11月21日(土)14:00
11月23日(月・祝)14:00

新国立劇場オペラ ヴォツェック
2009/2010シーズン[New Production]
アルバン・ベルク/全3幕【ドイツ語上演/字幕付】
オペラ劇場
上演時間 1幕 35分 2幕 35分 3幕 25分 合計1時間35分 

スタッフ
【指 揮】ハルトムート・ヘンヒェン
【演 出】アンドレアス・クリーゲンブルク
【美 術】ハラルド・トアー
【衣 裳】アンドレア・シュラート
【照 明】シュテファン・ボリガー
【振 付】ツェンタ・ヘルテル

【企 画】若杉 弘
【芸術監督代行】尾高忠明
【主 催】新国立劇場

キャスト
ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【鼓手長】エンドリック・ヴォトリッヒ
アンドレス】高野二郎
【大尉】フォルカー・フォーゲル
【医者】妻屋秀和
【第一の徒弟職人】大澤 建
【第二の徒弟職人】星野 淳
【マリー】ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
【マルグレート】山下牧子

【合 唱】新国立劇場合唱団
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団

バイエルン州立歌劇場との共同制作となる本演目。2008年11月にバイエルン州立歌劇場において初演され、非常に高い評価を得ました。(ドイツ各紙で大絶賛)
演出のアンドレアス・クリーゲンブルクは数多くの演劇作品を演出していますが、本公演の成功で、今後はオペラ演出においても重要な存在になることでしょう。歌手陣は、本演目をレパートリーとしており、本役でヨーロッパの主要な歌劇場において高い評価を得た歌手を招聘いたしました。(新国立劇場HPより)

土曜と月曜の席は、1階違いでほぼ同じ位置だったのですが(2Fと3F、正面)、それだけでもかなり違って見えるんだなあという感想。2Fだった土曜の方が席はよかったのですが、なんとなくの出来と、後ろの席の外人(英語圏でもドイツ語圏でもないと思う言語をしゃべってたけど、わかるのか?)親子がちょーうるさかったので、月曜の方がいい感じで楽しめました。
ヴォツェックは、むかーしウィーン国立歌劇場アバド指揮で聴いて以来です(初心者時代だったがほかの演目に行ってすごく良かったのでチケット余ってたこれを追加で見に行った。すごく面白かった記憶があります)。現代っぽいオペラの中ではわりとメジャーなんじゃないかと思うのですが、休憩時間や帰りの人々の会話では、???連発のようで、説明したい気持ちが(たんにストーリーや人物設定で既に混乱されている模様)相当刺激されました。
演出は、オテロとおなじく水ものなんですけど、あさい水たまりくらいの深さ。そこをばしゃばしゃと。
水につからないとこはヴォツェックの家?(マリーの家?)とかだけだし。家以外、暗いし。大尉もそーとーだけど、医者はもう変態としかいえないいで立ち。その中なので余計マリー美人・・・
ってことで、わりと面白いけど重いので、時間短くてまだよかったかも。
こんな話なのに、マリーの歌とかすごくきれいで切ないです。
途中で水たまりにわらわら出てくる人々が、求職の札を下げてて(しかも2回もでてくるよ)、かなり憂鬱な気分に・・・いまって、シャレにならない・・・
演奏も良かったと思います。自分のせいか演奏のせいか、悲しい気分になりましたが・・・

クリスマスなのでツリーが、新国立にオペラシティにも。
しかし、新国立ツリーを撮ってたら、いきなり前にやってきたおばさんに写真に入られるわ後ずさられて足踏まれるわ、あらごめんなさいね~というくせにどいてくれないわと散々でした。