桜咲く上野・東京の春音楽祭「パルジファル」

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2010-

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.1パルジファル(演奏会形式) 

■日時
4/4(日) 15:00(14:00開場)
■会場
東京文化会館 大ホール

■出演
指揮:ウルフ・シルマー
パルジファル:ブルクハルト・フリッツ
クンドリ:ミヒャエラ・シュスター
アムフォルタス:フランツ・グルントヘーバー
グルネマンツ:ペーター・ローズ
クリングゾル:シム・インスン
ティトゥレル:小鉄和広
聖杯騎士:渡邉澄晃、山下浩
侍童:岩田真奈、小林由佳、片寄純也、加藤太朗
魔法の乙女たち:藤田美奈子、坂井田真実子、田村由貴絵、中島寿美枝、渡邊 史、吉田 静
アルトの声:富岡明子
管弦楽:NHK交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
児童合唱:東京少年少女合唱隊
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ
音楽コーチ:イェンドリック・シュプリンガー

■曲目
ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》[演奏会形式]
(全3幕/ドイツ語上演・字幕付) 

※上演時間は約5時間を予定しております(休憩含む)
 
休憩時間に上野の盛りの桜を見たりもできるお得な時期。
パルジファルは久々なので、演奏会形式とはいえ期待大で行きました。
歌手はなかなか良かったと思う。演奏会形式ってのはいつも微妙ですが、今回衣装はふつうにしてて
でも少し表情や動きが立ち位置そのままで付くかんじ。クンドリは役回りでドレスとネックレスが変わってた。(3幕は1幕のドレスに2幕のネックレス)&表情や動きも一番つけていた。アムフォルタスは1幕の儀式のときだけタイ締めてたりとか、パルジファルの出だしは得意げとか。席が前のほうなので見えたのですが、グルネマンツだけすごいぶっとい冊子の楽譜。ほかなおひとは自分のとこだけ抜いてるのか、ってかんじの厚みでした。
演奏は完全じゃなかったけど許容範囲です。中々迫力もあり。儀式のごんごんいう鐘の音が少し弱いというか、まえすぎてバランスがよくなかく聞こえたのかも。
満足して夜桜見ながら帰り、ついでにこの日まで22時までライトアップだった千鳥ヶ淵も寄り道。
散る桜を愛でつつ、パルジファルの余韻に浸りました。