N響 ハウリング?が辛い・・・

5月26日 (水)  開演 7:00 PM  サントリーホール
NHK交響楽団 第1675回定期公演 Bプログラム
 
指揮|下野竜也
ピアノ|ダヴィッド・フレイ
 
ボッケリーニ(ベリオ編) / マドリードの夜の帰営ラッパ(ボッケリーニの4つのオリジナル版による)(1975)(7’)
ベートーヴェン / ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37(33’)
アンコール(Pf):J.S.バッハ:6つのパルティータ 第6番から クーラント
バーバー / 弦楽のためのアダージョ(8’)
ブリテン / シンフォニア・ダ・レクイエム(21’)
 
また遅刻なので1曲目はなしです。
2曲目、ピアノのソリストは多分日曜の読響にきていた、終演後楽屋のほうに進む1Fのろうか?で見ました。かっこいーなーと思って覚えていたんでした。が、そのかお目当てなのかおばちゃんがフラッシュをたいて撮影を・・・ホールの人がきて注意して、そしたらそのあと、近くの席のおじさんが、懇々と説教を・・・いい年して常識考えなさいとかいってて、反省したのだろうか。そもそも、あんな2F奥からちいさなデジカメのフラッシュは意味ないと思うんですが。
しかしこの曲、演奏中はさらにひどいことになってて、2楽章はほぼずっと、弱い音だけどずーーーーーーーーーっと高音域でひーーーーーーーーーーんという音が鳴っていた、補聴器なのではと思います。長いのと高いので、吐き気がするほどでした。2楽章は、はかなげなピアノの音が零れるといったふうのところなので、よけいにめだつというか、それが途切れたとき、いっせいに客席の人たちの方がくつろぎました。3楽章で一瞬復帰し、しかもきゅーーーーーーーんと上昇を繰り返しかけた2度目に止まった、よかった。そんななか、演奏はむしろその2楽章からがすごくよかった。ベートーヴェンなのにもう聴かずにいられないくらいよかった。座りながら弾き始めたようなアンコールも、なんか早いわ激しいわで面白くも綺麗ななんかすごい演奏でした。翌日は妨害なしで聞けるんだろうな、いいなあと思ってしまった・・・
後半の2曲はどちらも好きな曲で、それなりに良かった。バーバーでサボテンブラザースを思い出してしまうのはもう一生だめかもしれない。
シンフォニア~は綺麗な曲で日本的な繊細さも感じるいい曲なのに、タイトルだけでぼつだったんだろうか。難しいなあ。
 
日曜もだったけど、この日もまだアークがバラ園だったので、またしばらく愛でてから帰りました。
ばらはすき。6月生まれだしな。