N響今期ラストのマーラー「悲劇的」

今日もN響。今月は3つともプログラム皆勤になります。
これは自分の会員のもの。
今、毎日夕方に進捗MTGがあっているので、時間的にはかなり危険。1曲だから遅刻できないし、
かなりどきどきしています。
 
先にプログラムを貼っておこう・・・
 
6月16日 | 水 |  開演 7:00 PM  サントリーホール
NHK交響楽団 第1678回定期公演 Bプログラム 
 
 
マーラー / 交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」
 
感想つけました。
曲が、これはこんなのなので、すごいがちゃがちゃがーがーという、収拾つかないかんじなのですね。最後まで報われません。マーラーの曲でよくある、達成感や到達感、なんてものは望むべくもなく、まったく昇華なぞされません。そんな意味で、本当に悲劇的。
そういう曲の演奏としては、よかったのかもしれない。結局今月のどの曲のときにも感じたけれど、アシュケナージさんのアプローチは、感情的には淡々。この日もそれで、激しく音がでまくってていけいけな演奏なのにもかかわらず、気分は高揚したりってのはない。ハンマーは運命の打撃とは感じなかったけどすごい打撃で、床どうなってんだろと思いました、他、打楽器は大忙しですね、カウベルもよく鳴っていたし。てか、編成が大きいのでそういう楽しさが堪能できました。
曲に対する感想自体がうーん、なのですが、なぜか自分の体感感想はそうではなかったようで、今日の演奏でじーんときていました。体感的には名演だったようです。感情的には釈然としないところがありますが・・・まあでも6番はそうそう聴かないし、今後もそうなりそうなので貴重な一夜だったのは間違いないかなと思います。