読響定期・ブラームス

読売日本交響楽団 第494回定期演奏会
2010年6月29日(火) 19:00 サントリーホール
指揮:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
ブラームス交響曲第3番
ブラームス交響曲第1番
 
別プロではアンコール尽くしだったのに、他方こっちは超定番2本立て。
むしろこれは名曲シリーズなんじゃ?とも思います、好きだからいいけど。
 
この日は仕事じゃない諸事情でよそに立ち寄ってきたため、遅れました。
3番の2楽章が始まってて、3楽章から立ち聞き。
3楽章はあのメロなとこが冒頭から来るんで、うう~なんて思いつつも、
立ち聞きなせいもあって、淡々と聴いてました。
先に3番なんですよね、順番は見てなかったんで、ホール入ったときに、あーと思っちゃったんですが、
(1の途中なつもりで来てたので)考えてみるとこの組み合わせでこの順番、多かったかも。
1のほうがフィナーレがそれっぽいし。3の、冒頭を少し思い出してって感じのひっそりとした終わりも好きなのですが、プログラム構成的には、終わりきった感の強いのが後に来たほうが、収束感があるというか。
 
で、3番を淡々と聞いた後、休憩挟んで1番だったけど
やはり一番のほうが強く盛り上がるというのか。
最初はテンポはやめ?そろってる?と思うとこもあったけど、割と終始疾走系の演奏で、楽しかったです。
終わりに近づくにつれ、管も鳴りがよくなってたし・・・
1番はおそらくコンサートで一番よく聴いてる曲のひとつなのですが、最後に近づいて、グラクソのCMな弦のとこあたりにくると、そろそろ感が極まってきて、最後の最後のとこにはいってくるとつい一緒に息を継いでしまう。
テンポもいろいろありつつも、最後は同じ感じに収束していく感じで。
ああ、いろいろあった6月も終わったなあ、としみじみ思うのでした。
(実際にはまだいろいろあって、この日は帰宅後のWカップパラグアイ戦があったわけですが。)