映画:シングルマン(ねたばれ)

 
監督・脚本・製作: トム・フォード
製作: クリス・ワイツ、アンドリュー・ミアノ、ロバート・サレルノ
原作: クリストファー・イシャーウッド
撮影: エドゥアルド・グラウ
音楽: アベル・コルゼニオフスキー
美術: ダン・ビショップ
編集: ジョアン・ソーベル
2009年アメリカ映画 上映時間: 100分
世界的ファッション・デザイナーとして活躍するトム・フォード長編映画初監督に挑んだ話題作。
1964年に発表されたクリストファー・イシャーウッドの同名小説を原作に、長年のパートナーを亡くした
50代のゲイのイギリス人大学教授の愛と葛藤を描き出す。「ブリジット・ジョーンズの日記」の
コリン・ファースが主人公を繊細に演じ、ベネチア国際映画祭で主演男優賞を獲得。
共演にジュリアン・ムーアマシュー・グードほか。(eiga.comより)
 
友人の誘いで行ったので、前情報なしでした。
アメリカ映画と思えない淡々とした映画。アメリカの高校卒業して大学入学前の上流の人々のはなし(タイトル忘れた)とかガタガとかを思いだしました。
コリン・ファースはまあいろいろな役をするけど、やはりアナザー・カントリーのジャドでした。彼はゲイではない設定だったけど、今回の主人公はゲイ。でも恋人は出だしで亡くなっている。
シャツとか完璧に整理してて、2流らしい大学におつとめしてる割にすごくいい暮らしの上流のインテリ教授。
なぜアメリカにやってきたのか、それが勝ちだと思ってたとジュリアン・ムーア演ずる旧い友人は言うけれど。
なんかいろいろ考えたり考えなかったりしながら、でも自殺はやめようと思ったのに死んでしまう、理不尽だ。
冷蔵庫にしまったままの家政婦宛の遺書を処分しそびれたぽいので、誤解されないだろうか・・・
まあでも、死んじゃったけどいいか、というかんじは、アメリカン・ビューティを思い出す。