今年のウィーン・フィル・・・

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2010
Daiwa House 55th Anniversary Special
11月9日(火) 開演 19:00  サントリーホール
指揮 フランツ・ウェルザー=メスト
 
曲目
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲と愛の死」(変更なし)
 
小澤さん病欠からサロネンになってチケット売りだしたのに、その後サロネンもだめになって、結局、アンドリス・ネルソンス、フランツ・ウェルザー=メスト、ジョルジュ・プレートル  の組み合わせでくることになって曲も変わって、とか
ちょっとごたごたした今年。
プレートルさんちょっとうらやましいけど、ブルックナーがいいのでまあいいか、と思っていきました。
とはいえ、これまでのウィーン・フィルで興奮のブルックナー体験をした覚えは、実はありません。
割と淡々といい感じではあるんですが。なぜだろう。
そして今年もそうだったのでした。
トリスタンも、ブル9も、終わり感がどうしてもあって、
曲的に、アンコールもないんでそのまま家路につくと、なんか物悲しい気分になってしまった。
ウィーン・フィルなのでさすがにうまいんですけど、今回、いつも感じるまろやか感がな(て、なんか変ですが、そうとしかいえない)があまりなくて、ぽくなくない?と思ってしまいました。これも、ドタキャンとかいろいろのごたごたのせいだったのでしょうか。
どちらもすごく好きな曲同士の組み合わせにしては盛り上げってない自分にちょっとがっかり。とほほ。